ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ




年末に来て立て続けに山梨県の各種計画が公表されています。議会も動いています。
ちょっと見ただけでも、「チャレンジ山梨行動計画」(官邸)、やまなし農業ルネサンス大綱(農林水産省)、「山梨県観光振興基本計画(仮称)」(国土交通省)、「企業立地基本計画」(経済産業省)、「次期最終処分場建設地は笛吹市境川町」(環境省)、市町村自立推進プログラム(総務省)、行政改革大綱を決定(総務省)・・・さらに、「北口県有地活用検討特別委員会」(国会)

国政との類推で考えるとこんなことになるかと思っています。県庁の各部局(国で言えば各省庁)の計画はおそらく知事室(官邸)の「チャレンジ山梨行動計画」という軸から派生しているものだと思います。さらに県庁の改築計画も出ています。霞ヶ関の合同庁舎新改築ラッシュを思い起こさせます。

甲府市では中心市街地活性化事業計画、新庁舎建設計画という表側の事業があり、それを裏側で支えるものとしてDO計画が進んでいるはずです。もちろんこれだけでは無いのですが私が知っているのはこの三つです(^_^;)

昔、サラリーマンだった頃、夏休みは経済白書を、年末・年始には各種新聞・雑誌のそれなりの特集記事を読み漁って、さて今後は何をどうする、なんてことをヒラリーマンの身でありながら考えて過ごすのが常でした。当時はインターネットなど無く、自分で情報を取りに行くには紙媒体を漁ることが中心でした。

しかし当時の私が見ていた情報範囲の中に「竹中労」発信の情報が含まれていなかった! 名前は知っていても手にすることは無かった、私にはそれはトップ屋、ルポライター、芸能ネタのジャンルという刷り込みがあったのだと思います、この分野は私に関係なかった。「女性自身」、「アンアン」より「エコノミスト」、「世界経済評論」、「朝日ジャーナル」・・・に目が向いていた。山梨総合研究所の渡辺利夫先生のお名前はこの時代に私の脳細胞に刷り込まれたのですが、今は全く遠くなってしまった世界です。

それはさておき、こうして山梨県の総合的な計画が提示されてきた時に、それと甲府市の姿とをどのように重ね合わせて見ていけばよいのか。

それは国家規模の諸計画が全体像としてどんなものなのか、私一個人のこれからの生活とどう関わるか、それをなんとか理解したいと悪戦苦闘した青春時代を思い起こさせます。

工学系と社会科学系の接点(いわゆる学際領域)で過ごしてきた私はコウモリ、というより仮想の世界に生きるドラゴンみたいなものです、鳥か獣か分からない姿で情報というエサで生きている・・・

今、目の前に山梨県や甲府市から大量のエサが投げられました。さてこれを年末年始に食せるかどうかですが、私の倉庫にはもっと大好きなインターネット関係のエサが沢山入っているのだ。



コメント ( 0 ) | Trackback ( )