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ICT工夫

全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ

地デジ移行について重要なお知らせが山梨県庁から

2010-04-27 22:09:52 | インターネット

山梨県庁の新着情報で情報政策課から「地上デジタル放送についての重要なお知らせです」(2010年4月26日)が出ています。情報政策課ホームページでは、「トップ > しごと・産業 > 商工業  > 科学技術・研究開発 > 情報通信技術 > 地上デジタルテレビ放送について」 がまとまった記事になっていると思います。
私はこれまで総務省記事から地上デジタル放送 | 山梨県行動計画を確認しただけでしたので、山梨県情報政策課からの発信も注意すべきだったと反省です。

放送局・中継局が電波でカバーする範囲については情報政策課の「地デジ放送エリアのめやす」のページは古いので、[Dpa] 社団法人 デジタル放送推進協会が開設している地上デジタル放送の受信エリアのめやすから山梨県を開いて地図で確認できます。地図の左上にある八方向矢印をクリックして移動し、縮尺を変えることができます。アンテナをクリックするとカバー地域が分かりますが、5局までしかクリックできないので、地域を移動する時は不要な局はもう一度クリックして消しておく必要があります。

総務省関東総合通信局では放送-地デジトップページが総合的なページになっています。このページの右目次にある「デジタル中継局の開局状況」で中継局の一覧、対応するメディア、リモコンのチャンネル、受信チャンネルも分かります。

総務省の情報通信政策に関するポータルサイトでは4月27日-デジサポによる平成22年度地デジ相談会・戸別訪問の開始が出ています。本文はPDFファイルですが、以下のような内容があります。

デジサポ(総務省テレビ受信者支援センター)では、より手厚い支援が必要と考えられる高齢者・障がい者等の方を対象とした地上デジタル放送に関する相談会や戸別訪問を、5月から順次全国で本格的に開始します。
茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川及び山梨では5月10日(月)から・・・デジサポ山梨は 055-213-2200

山梨県庁の「重要なお知らせ」にも書かれているように、難視聴対応が最大の難関でしょう。現在のアナログ波をアンテナ受信できている土地で地デジが受信できない、CATVも無い、どうすりゃいいのか思案橋♪
残念ながら、総務省の地デジ難視対策衛星放送対象リスト(ホワイトリスト)(2010.4.16 公表)では山梨県は該当地区無しです。 『早期のご対応をお願いします。詳しくは、下記へお問い合わせ願います。』って突き放されてもねぇ・・・(^o^)
全国ブロードバンド化が地デジ対応に活かせるのかどうか、いつまで電波とインターネットを棲み分けて権益確保を続けるのか、他人事(ひとごと)のように冷めた目で見ている私です。池田信夫さんが2010年04月20日 地デジは「南米方式」でとお書きになっていますが、まだきちんと理解ができないのでリンクのみ。


平成22年度地デジ無償支援が始まりました

2010-04-12 21:39:25 | インターネット

地デジチューナー支援実施センターで、経済的な理由等で地上デジタル放送がまだ受信できない世帯への簡易チューナー給付支援の申込みの受付開始 支援の申込受付期間は平成22年4月19日(月)~7月2日(金)です。
  センター運営業者の株式会社エヌ・ティ・ティ エムイーで、平成22年4月12日プレリリース
  総務省で、2010年4月12日報道資料
デジサポのホームページ--山梨のホームページでは、この件について無音のようです。テレビとインターネットを棲み分け維持している状況でしょうが、リンク一つでこの件も簡単に広報できる、それをやらない理由を憶測してしまう(^o^)
支援実施センターからのお知らせ-平成21年度のページには2009年9月からの資料が残っています。『2010年3月5日 経済的な理由で地上デジタル放送がまだ受信できない世帯への平成21年度簡易チューナー給付支援の申込みの結果について (PDF 77KB) 』によると、『「総務省地デジチューナー支援実施センター」における平成21年度地上デジタル放送受信機器購入等支援の申込数は、本年3月1日現在の到着分で、約63万件となりましたので、お知らせします。』とのことです。このお知らせは支援チューナーの申込数について述べていると私は理解しておきます。タイトルと本文の言葉の使い方が微妙に違うのは電電公社時代からの遺産かも知れませんね、、、、、

私がこれまで書いていたのは、
2009.09.19 地デジチューナー支援実施センター、これがセンター業務開始を確認した記事、ここからリンクしたBUFFALO バッファローとIODATA アイ・オー・データ機器、2社のホームページが私が今後お世話になるところです(^o^)
2009.09.08 地デジ用無償給付「簡易なチューナー」、2社決定
2009.07.17 地上デジタル放送受信機器無償支援が決まった--株式会社エヌ・ティ・ティエムイー(NTT‐ ME)に決まった経緯

支援センターのPDFファイルで「63万件」という数字が大きいのか小さいのか、私にはわかりませんが、既に調べたようにこの支援を受けるには経済的状況などの制限が課せられています。総務省が実施している事業ですから、国政調査権などを使って63万件を統計的に処理したデータを国会で報告させることは可能でしょう。
支援条件の中に「被支援者の国籍」は含まれていないはずです。インターネットのお蔭で政治にも関心を持ち始めた今日この頃、なんとなく「国籍別被支援世帯数」が気になるので、ちょっと書いておきますね。在日外国人参政権に賛成する市町村と市町村内被支援世帯数とに相関があるとは思えませんが、何事でも情報を共有することで共生できる、でもこんな事を調べてみようなんていう国会議員はいるかしら?(^o^)
参考記事-外国人参政権「法案」に意見書 割れる動き、山梨県(日々の感想 ブログ)、(3月4日の朝日新聞の記事が引用されているのですが、私はその記事を読んでいませんでした)


理路整然と道を誤る人

2010-04-08 23:59:00 | インターネット

Winny事件の弁護士として著名な方のブログ、壇弁護士の事務室を時々訪問しています。

今日拝読した記事に、「一番スキルアップが難しいのは、理路整然と道を誤る人である。法律は道具であって、それをどう使うかという意識を持つことが大切である。」と書かれていてドキッとしました。先輩たちからいつも「オマエは理屈ばかりで・・・」と言われ続け、そのたびに「理屈の何処が悪い」と思って来たのですが、理路整然と道を誤り続けていたことを指摘されていたのかも知れません。
でもねぇ、デジタルのプログラムの世界はコンマとピリオドを間違えただけで動かなくなるものです。そういう考え方をアナログの浮き世にまで適用するのはイケナイことなのでしょうかねぇ、とまたまた思ってしまう。だから「いつまで学生気分でいるんだ!」とまた先輩から怒られる。

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地デジ完全移行に全力展開

2010-04-02 13:44:31 | インターネット

「関東総合通信局 平成22年度重点施策」として≪レッツ! 地デジ ICTで暮らしと地域に活力を≫が2010年3月30日に掲載されていました。
「重点施策1 地上デジタル放送への完全移行に向けて全力展開」 と 「重点施策2 安心・安全な暮らしとICTの利活用による地域の活性化」 の2点です。このPDFファイルはテキスト化して「レッツ! 地デジ 関東総合通信局 平成22年度重点施策」に転載しました。

私としては施策2の方に長期的な関心がありますが、当面の問題は、これはダムや道路と同様な公共事業、箱物施策だと私は思っている地デジ化でしょう。さまざまな支援策についてこれまでもブログに書いてきました。

4月1日に記事を読んで気になっているのが山梨県上野原市の公設情報ハイウェイと地デジ移行の問題です。山梨日日新聞がテレビの行政放送 突然中止 上野原市、放送元に要請 「地デジ補助対策」と説明と伝えました。「上野原テレビ共和会」(地域のCATV会社)が地デジ移行をする予定らしく、それに対して市側は「地上デジタル放送に対応する施設に改修する際、国の補助金を獲得するための措置」として、自主放送番組の配信停止を求めたというような内容です。
私は上野原市の公設光ケーブルによって地域のCATVは業務を停止することになっていたと理解して、そのようにブログやホームページにも書いていましたので、ちょっと慌てました。
『地上波デジタル化という国策によりテレビ視聴が困難になる地域で、CATVは公営民営いずれにせよ例え1社で市内全域をカバーするのであっても問題無いと私は思っています。』などと書いたのはそういう意味です。

訪問先にいれてある「NPO法人 上野原インフォメーション身近な情報」(掲示板)を読んでみたら、問題は別なことにあるようで山梨日日新聞の記事はメディアとして続報が求められそうに感じます。上野原市のみなさんは胃が痛くなる思いをなさっているように思えて同情を禁じえません。
ちなみにNPOさんのTeacup掲示板は裏にIPアドレスが残らないように変更されたようです。この問題こそが公設情報ハイウェイと固定IPアドレスを割り当てる第三セクタープロバイダーに関するポイントの一つでもある事を私はWebページに書いたのです。

とにかく、せっかくお国がお金をくれるというのですから、100%地デジ対応の山梨県になるように、補助金を存分に活用できるように、県庁さんも県内各地域に対して強力な支援、アドバイスをなさった方が良いと思います。CATVのデジアナ変換は補助金もあって数年間は可能なはずです、経済的に苦しいのに無理してテレビを買い替える必要もない、これも選択肢のひとつでしょう。と言うより、CATVデジアナ変換(DA両方の送信可能にすること)こそが全国各地方各地域で最優先の施策であるべきです。空いた電波は活用でき、個々の国民は無駄な金を使わずにすむ。そして次第にテレビとインターネットの共存が進み、光一本(国策ブロードバンド)で全てのICTが間に合う、それが重点施策2の意義です。テレビのインターネット配信が進んでもスカイツリーは観光施設として生き延びるでしょう(^o^)

山梨県警に不法投棄に対処もする課ができたようですが、2011年7月までにアナログテレビの不法投棄は全国各地で激増するかも知れません、その対策は大切ですね。


ユビキタス特区事業の実証実験、本栖湖畔3月3日

2010-02-23 23:16:00 | インターネット

(社)山梨県情報通信業協会(会長 飯室元邦)では、山梨県、山梨大学と連携して、総務省からの委託を受け「ユビキタス特区事業」を実施して来ました。この度、この事業のシステム開発が完了しましたので、下記の通り実証実験を実施します。 一般の皆様の参加を募集しておりますので、「観光地へのアクセス情報の提供システム」を体験したい方はお越し下さい。(ソースは山梨県庁トップ > 採用・試験・募集 > 募集 > 「観光地へのアクセス情報の提供システム」実証実験を実施します

◇ テーマ  多様な無線技術を利用した、国内外観光客向け統合ツーリストサポートシステムの開発と実証

◇ 日時  平成22年3月3日(水曜日) 13時~15時

◇ 場所  山梨県富士河口湖本栖湖畔「湖仙荘」    郵便番号 409-3714 山梨県南都留郡富士河口湖町本栖127 電話番号 0555-87-2032

◇ 内容  国内及び海外からの観光客向けに、WiMAXやWi-Fiにより日本の文化・生活マナー、観光地へのアクセス情報を提供する実証実験を行います。

◇ 問い合わせ先 社団法人 山梨県情報通信業協会 ysa.or.jp  山梨県甲府市大津町2130番地2号     電話番号 055-243-2046  FAX. 055-243-1885 フリーダイヤル. 0120-07-6411


総務省サイトから見ると、ユビキタス特区決定の初出は平成20年5月23日、「ユビキタス特区」事業に係る委託先候補の決定についてです。
いつもの蛇足・このページで『※スパムメール対策のため、「@」を「_atmark_」と表示しております。送信の際には、「@」に変更してください。』というのが微笑ましいです。最近はこの方法や「@」に全角(2バイト)文字を使うのをよく見かけます。ユビキタス社会とスパム問題の関係は大切なテーマですから、総務省は主管庁として一つの答えを提示しているのでしょうか?(^o^)

今回実証実験が行われるプロジェクトは平成21年3月31日、ICT地域経済活性化事業(「ユビキタス特区」事業)地域活力向上プロジェクトに係る委託先候補の決定についてで広報されたものです。この記事には過去の経緯もリンクされています。
20100303
年度末で焦りまくっていますが雛祭でもあるし(関係ないか)本栖湖畔までドライブしてみようかと思っていますが・・・


NTT東日本に山梨県立大の記事がある

2010-02-02 19:21:31 | インターネット

私は時々はNTT東日本ホームページを見ています。おもにフレッツ回線について確認する場合が多いのですが、「NTT東日本 ニュースリリース RSS」とか「NTT東日本 お客さまへのお知らせ RSS」などもたまには見ます。しかし右目次欄(ペイン)にある「官公庁・法人のお客さま」を開くことはありませんでした。私は個人ユーザーです。

その私が今日は、NTT東日本 > 官公庁・法人のお客さま > 教育 > Value Voice > vol.30 Chapter1を開きました。伊藤洋先生の山梨県立大学学長のブログを見たらNTT東日本に「インタビューが掲載された」ことを知ったからです。

伊藤先生のお話について私は「同感」と書く以外に書きようがありませんので省きます。
「2010.01.30 山梨県庁サイトのナビゲーション」で書いたように、パン屑ナビを遡ってVALUE VOICEを開いて驚きました。「官公庁・法人のお客さま」だけを対象にしていてはもったいないですね(^o^)
伊藤洋先生のブログが無ければ私はこのページには気が付かなかったでしょう。ふと思いますが、私は自分の人生のパン屑ナビを残してきたのだろうか・・・


12月のアクセス

2009-12-31 12:15:42 | インターネット

Log20091231 12月のアクセス状況です。2009年、毎月の状況は、
11月のアクセス
10月のアクセス
9月のアクセス
8月のアクセス
7月、知の基地へのアクセス
6月のアクセス、「情報距離」
5月のアクセス、「ブログ脳」にサヨナラしたい
4月のアクセス
3月のアクセス
2月のアクセス
1月のアクセス
2008年12月のアクセス

「2008.02.06 稲川会系山梨一家佐野組」の記事の冒頭に私は『そのものズバリのタイトルだと検索エンジンのSEOに効果的と言われていますので試してみます。』と書きました。この記事が毎月のアクセス上位に出現するのは、こういう理由かも知れません。石和に移転した暴力団事務所がその後どうなっているのか私はフォローしていません。

一年の締めとして年間を通したアクセス解析について書きたいとも思ったのですが、月次記事で書いている事をまとめる時間が無いので上のようなリストにしておくだけにとどめます。

読まれている記事から関心が持たれて検索されているテーマがどんなものなのかが推測できます。企業や行政のサイト管理者さん達もおそらく同じような分析をなさってサイトの感度を高めるように苦心なさっておられるでしょう。
企業サイトではそんな苦労話が公表される事はありませんが、少なくとも税金で運用されている行政のサイトなら、議会などで行政府、自治体Web発信の成果について検証することは必要じゃないかと思っています。それはIT公共事業に巣食っているかもしれないシロアリを排除することにもなるでしょうが、国会でこういう事が議論されているかどうかは知りません、いわんや自治体議会においておや。

検索エンジンから読み出される事を想定してマイクロソフトのセキュリティ記事については「知の基地」 KB番号をタイトルに記載するようにしています。Windowsを使い続けて行く限りセキュリティに関連する記事は来年も書き続ける事になるでしょう。

Flash Player、Adobe Reader、その他のブラウザプラグインに関するセキュリティ問題も必ずフォローしていかねばなりません、これは自分の知識を最新版に維持するのが目的で、ついでにブログにも書いているというものに過ぎませんが・・・

Webページを活用して情報を発信していく上で何を考えねばならないか、私が常に悩んでいることです。ブログは発信するのに手軽な手段ですが、情報を整理して保存するには適していないと考えています。月次でアクセスログを一覧してみて、自分がこんな記事も書いていたのかと思うことすらあるので、来年は過去記事をテーマごとに整理してサイトに保存する事も考慮していく予定です。

平成22(2010)年は参院選もありますのでいろいろと騒がしい年になりそうです。乱世では情報を見る目の確かさと、的確に伝える技の練磨により生き延びることが出来るかも知れないと考え、学習に励みたいと思っています。マスゴミやダメディアには惑わされない自分をなんとか確立したい、 「ブログ脳」から脱却したい、その為に交流拠点なんかじゃない自立学習拠点としての「図書館」もあるし・・・(^o^) でも地元との「情報距離」は私には未だ遠い・・・ということで、私が今年追いかけてきたのは「知の基地」「ブログ脳」「情報距離」というキーワードで表わせるようだと、まとまりました(^_^;)

私が山梨に来てから注目したネット使い手のお一人、山梨市長中村照人さんが道半ばにして逝去されました、心からご冥福をお祈りいたします。『門松は冥土の旅の一里塚・・・』、私の長い旅もいつまで続けられるか、せめて自らにだけは恥じなく眠りたい、と心を引き締めて新春を迎えたいと思います。


補足です--先日から2009.01.01 武田神社の初詣記事には検索語に「交通規制」を含めたアクセスが増えているのですが、私は歩いて行ったので参考にならないでしょう。今回2010.01.01について私も同じように検索確認しても情報は見つかりません。唯一ヒットした毎日新聞山梨版の記事では地理不案内だと判らないと思います。東京の明治神宮の初詣は私も終夜運転のJRを使って毎年出かけていましたが検索してみたら代々木警察署 明治神宮初詣の方へなどで確認できました。今私がここにいる甲府より、ふるさと東京の方が情報距離が近いという現実への挑戦こそが私がインターネットにしがみつく意味かも知れません。

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地デジ支援事業、山梨委託先が決定

2009-12-20 16:58:10 | インターネット

「簡易なチューナーの訪問設置・操作説明及び戸建住宅でのアンテナ等改修工事」に関わる業務委託先について山梨県では和興エンジニアリング株式会社に決まった事が総務省の平成21年12月18日 報道発表資料で報じられました。これは2009.09.19 地デジチューナー支援実施センター記事の続報になりますのでメモしておきます。

和興エンジニアリング株式会社は山梨支店が 笛吹市御坂町上黒駒1109-1 です。mapを見ても私にはあの辺りの様子はイメージできません、河口湖方面から甲府に戻る時、左折すべき若宮交差点を通り過ぎてしまわないように気づかっているばかりです(^_^;)


富士の国やまなし観光ネットは失敗作か

2009-12-14 19:26:00 | インターネット

2009.12.06 富士の国やまなし観光ネットが模様替えの記事を書きました。
その時に「横溝正史館」については山梨市ホームページにリンクしただけで済ませたのですが、「横溝正史館」は山梨市ホームページから「観光情報ホームページ」--「見る」と辿れます。このページのリストで横溝正史館(2007年3月25日オープン)が山梨市唯一の公式ページです。
検索エンジンや他のサイトのリンクから直接入ってもパン屑ナビの「観光情報トップ>見る>横溝正史館」から他のページに移動もできます。すぐ気が付く事ですが、『休館日 毎週 月曜日・水曜日・金曜日、祝日の翌日 年末年始(12月28日~1月4日まで)』、この情報が「富士の国やまなし観光ネット」の横溝正史館ページでは欠けています。

「富士の国やまなし観光ネット」のサイトマップは、カテゴリー別に整理されて判りやすく、売り物の「検索機能」も一か所にまとまっています。
しかし一般の検索エンジン、Yahoo!とかGoogle、で「富士の国やまなし観光ネット」がヒットして訪問した時、読者は何を期待するでしょうか。
私は山梨市の観光ページのように、リストからクリックしたらそのまま情報が得られる事を期待します。でもクリックしてみると多くは概要案内の記事であり、「ジュエリー・宝石」のように「***情報をもっと探してみよう! 詳細検索」 を使う事になってカテゴリ別の検索ページにジャンプします。
「もっと探してみよう!」ってお客様に言う言葉かと感じるのはともかく、全体検索に等しい設定でも[エリア:山梨県全域]  [市町村:山梨県全域]  [カテゴリ:特産品]  [サブカテゴリ:ジュエリー] の検索結果、ゼロ! これでは読者は戸惑うばかりでしょう。

一般の検索エンジンから入った場合、その中で更に検索を強いられるのは私には苦痛でしかなく、サイトマップも役目を果たしていないなら、ヒットした別なページに行きます。GoogleやYahoo!の検索エンジンでヒットしたホームページを見る方が早いのです。

検索を強化することが今回のリニューアルの意義なら、「富士の国やまなし観光ネット」リニューアルは失敗だと私は考えます。 サイト内検索だけで情報提供するなら、山梨県全域の全ての施設、イベントに関するページが準備されていなければ無意味になるのではないでしょうか。「富士の国やまなし観光ネット」の中にWebページがある施設ならお墨付きが与えられているという誤解を生みかねません。

「宿泊」カテゴリーを開いて 「検索機能」 で 「エリア:甲府・昇仙峡」 だけをチェックマークして表示されるのがプラザホテル貢川(ぷらざほてるくがわ) だけというのは、私の操作が何か間違えているのでしょうか? この地域には多数のホテル旅館があるので更にページを増やしていく必要があるでしょうが、掲載施設を決定する取捨選択の意思が働くのでしょうか。

ポータルサイトはリンクの網を張ることがポイントであり、「ジュエリー・宝石」のようなカテゴリー概要紹介のページにぶら下げるのは検索機能ではなく、案内したい施設、イベントなどそのものを案内するページあるいはリンク集です。宿泊なら読者に山梨県内の状況をご説明する記事さえあれば、あとは各地のホテル・旅館組合などのホームページ、予約サイトに誘導すればよいのです。

山梨観光の活性化のためにぜひ紹介したい場所やイベントにホームページが無いなら、それをどうするかを考える事が「富士の国やまなし観光ネット」の役目ではないかと感じます。

やまなし観光ネットサイトは、自分の中に全ての情報(横溝正史館のように読者を誤解させるミスもある)を抱え込む事では無く、ネットワークの核として機能するサイトである事がポイントだと思います。

自分で抱え込んだページの維持更新のコストはものすごい事になるかも知れませんが、概要紹介なら基本情報として永続するものです。そこにぶら下げたリンク先はそれぞれの施設やイベント関係者が確実に更新し維持しているものですから、ポータルサイト側ではリンク切れだけに注意する、リンク先との親密な連携が取れるような活動さえすればよいのです。

東京のアンテナショップとかお勧めツアーとか法人としての事業の企画、Webページ制作や管理のみに注力する事ができます。

サイト制作業者の問題では無く発注側に基本理念の問題があると私は感じたので失敗作だと申します。と言っても私は山梨を未だよく知らないし、ICTの視点からWWWにも関心をもつに過ぎませんので、「管見」「狭量」という言葉で発言の限界があることも自覚しています。上に書いたことが山梨知らずの私の誤解でしかないならむしろ良いことと思っています。


富士の国やまなし観光ネットが模様替え

2009-12-06 19:11:58 | インターネット

再構築サイトが2009年12月から公開されると聞いていた「富士の国やまなし観光ネット」を1日には確認しましたが、2009年12月06日 山梨日日新聞も記事にしていて、この記事に記載されたホームページアドレス http://www.yamanashi-kankou.jp/ からジャンプできます、メディアのネット記事でこの方式が続く事を願いたいと思います。

「江戸川乱歩」で単純検索してみたら、横溝正史館(よこみぞせいしかん) がヒットしました。山梨市の横溝正史館についてはこれまで山梨市の公式ページしか無かったので、これで情報源がひとつ増えた事を喜びたいと思います。

「湯村の湯けむり散歩道をゆったり歩く」という案内ページも見つかりました。誤植があるのが気になりますが、ご担当の方が勘違いされているのかも知れません、それは以下に関係するかも・・・・(^o^)

これまでも記事にしたり、9月には「やまなしの美術館大全展」を書いたのですが、その主管組織である「甲斐の国 博物館ネットワーク」、類義語で 「ミュージアム甲斐ネットワーク」 で検索してもヒットはありませんでした。
今回の観光ネット再構築の話を聞いた時に、このネットワークに参加している100を超える県内施設のリストも確認なさるように進言しておいたのですが、東京の製作会社には届かなかったようです。きわめて残念な事で、サイト構築の最初に考慮されていないと後からの追加更新は困難かも知れません。
ちなみに「甲斐の国 博物館ネットワーク事業」は文化庁が後援する芸術拠点形成事業(ミュージアムタウン構想の推進)として平成19年に始まった事をこれまで何度か記事にしていますし、平成25(2013)年に山梨県で開催される第28回国民文化祭にもつながるものだと私は理解しています。
「富士の国やまなし観光ネット」がこの事業との連携を図ることも今一度ご高配願いたいと考えています。 竹中英太郎記念館

「観光ネット」サイトはよくできていると思います。“This document was successfully checked as XHTML 1.0 Transitional!” これだけ複雑なWebページは大変な作業だったでしょう。読者のモニターもテレビデジタル化の影響なのかワイドサイズが主流になってきているようですから閲覧に違和感は無いかもしれません、東京の製作会社のご判断かと思います。

補足情報です-「2009.10.20 フードバンク山梨のスタート」にホームページアドレスを追加しました-NPO法人フードバンク山梨 www.fbyama.com