海岸やダムにはたくさんの流木が漂着します。特に台風や集中豪雨の後にはその量が増えます。これらの流木は今まではせいぜい装飾やアートに使われる程度でほとんど利用されることなく、ゴミとして焼却処分されてきました。
(あるイベント会場の流木アート)
ところが最近、各地にダムを抱える電力会社が流木をバイオマスエネルギーや肥料としてリサイクルし始めています。
中でも関西電力は、黒部ダムに流れ着く流木のリサイクル事業を行うために別会社を設立。大量の流木を、大きなチップ、おが粉、落葉チップの3つに加工し、大きなチップは発電燃料に、おが粉は飛騨牛の敷き藁に、落葉チップは堆肥に再利用しています。
(うちの近くにある関西電力・天ヶ瀬ダム)
(ダムに漂着する流木)
他の電力会社でも環境活動として流木のリサイクルをやっていますが、別会社を立ち上げ、新規事業として取り組んでいるのは関西電力だけのようです。
ダムにとっては邪魔物でしかなかった流木がエネルギーや肥料として役立てば、電力会社にとってもありがたいし、木も喜ぶでしょう。
かんでんエルファーム(流木再生事業)のサイトはこちら
(あるイベント会場の流木アート)
ところが最近、各地にダムを抱える電力会社が流木をバイオマスエネルギーや肥料としてリサイクルし始めています。
中でも関西電力は、黒部ダムに流れ着く流木のリサイクル事業を行うために別会社を設立。大量の流木を、大きなチップ、おが粉、落葉チップの3つに加工し、大きなチップは発電燃料に、おが粉は飛騨牛の敷き藁に、落葉チップは堆肥に再利用しています。
(うちの近くにある関西電力・天ヶ瀬ダム)
(ダムに漂着する流木)
他の電力会社でも環境活動として流木のリサイクルをやっていますが、別会社を立ち上げ、新規事業として取り組んでいるのは関西電力だけのようです。
ダムにとっては邪魔物でしかなかった流木がエネルギーや肥料として役立てば、電力会社にとってもありがたいし、木も喜ぶでしょう。
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その会社では、キノコの菌床なども製造していたようです。
他の電力会社は、社会貢献活動の一環として継続しています。
事業化にはハードルが高いようですが、やり方を工夫すればリサイクルできるように思えます。
流木は仕組みさえ確立できれば利用しやすい資源だと思っていましたが、
このように実際に利用しているところが既にあるのですね。
木はとにかく無駄なく使ってほしいです、使いたいものです。