タカの渡りやノビタキなど、バーダーによって秋を感じる鳥は違うでしょうが、私の場合はモズの高鳴き。「キチキチキチ、キーッ」という鋭い声を聞くと、「もう夏が終わって、実りの季節になったんだな」と思います。
下は♀の高鳴き。少しおとなしいですが、十分に秋を感じさせてくれます。
このモズの鳴き声を主題にした「百舌よ泣くな」という詩があります。作者はサトウハチロー。
百舌が枯木に 泣いている
おいらはわらを たたいてる
わたひき車は おばアさん
こっとん水車も 廻ってる
みんな去年と 同じだよ
けれども足りねえ ものがある
兄(あん)さの薪割る 音がねえ
バッサリ薪割る 音がねえ
兄さは満洲へ 行っただよ
鉄砲が涙に 光っただ
百舌よ寒くも 泣くでねえ
兄さはもっと 寒いだぞ
ある人がこの詩を少しアレンジしてメロディをつけた「もずが枯れ木で」という歌が、反戦の歌として昭和20~30年代に歌われたそうです。後年、確か岡林信康も歌っていました。
詩から推測すると、秋というよりも冬の風景なので高鳴きではないかも知れませんが、物悲しいモズの声が響いてくるようです。
下は♀の高鳴き。少しおとなしいですが、十分に秋を感じさせてくれます。
このモズの鳴き声を主題にした「百舌よ泣くな」という詩があります。作者はサトウハチロー。
百舌が枯木に 泣いている
おいらはわらを たたいてる
わたひき車は おばアさん
こっとん水車も 廻ってる
みんな去年と 同じだよ
けれども足りねえ ものがある
兄(あん)さの薪割る 音がねえ
バッサリ薪割る 音がねえ
兄さは満洲へ 行っただよ
鉄砲が涙に 光っただ
百舌よ寒くも 泣くでねえ
兄さはもっと 寒いだぞ
ある人がこの詩を少しアレンジしてメロディをつけた「もずが枯れ木で」という歌が、反戦の歌として昭和20~30年代に歌われたそうです。後年、確か岡林信康も歌っていました。
詩から推測すると、秋というよりも冬の風景なので高鳴きではないかも知れませんが、物悲しいモズの声が響いてくるようです。