2017/05/15 記
--------------
年数回、母のめまいは繰り返し起きる。それに慣れが生じているのは隠せないことだが、医師は頓服薬を指示しただけで、次の来院を語らなかった。東京の某大学病院では、原因診断の問診と検査を繰り返すだけで、救急対応せよとはいわず、めまいの現場の事故を注意するに留まっていた。
一夜明けた母は、平気だからと毎週のリハに出て行ったが、私には不安が残るので、リハ担当者への電話と、帰りの送迎車を道途中のクリニック前で停めてもらい、母を受け取る手配をとった。
今日は、ビッグイシューの新刊発売日なので、母が留守の間に販売員さんから、同誌を買い求めに出かけた。その後、夕食の買い物を済ませ、合流時刻にクリニック前で待機した。
発作のあった現場にいれば、もう少し様子がわかるのにと思いつつ、もう何年前からの医師の戸惑いのつぶやきと、処方薬をもらって帰宅した。せっかちな自分の言語に従えば、「埒があかない」ということだが、怒りの向けどころもなく、危険なことだが、怒りを紛らわせるために、尋問にならぬように母に今の状態を聞いた。ただ気になるのは、転ぶ前の足の無感覚の訴える言葉だった。母には脊柱間狭窄症がある。その麻痺が原因ならば、「めまい」に焦点をあてた診察は的外れになる。しかし母は「めまい」も口にするのだ。もやもやとしたわからなさが鬱積していくのがわかる。父の死後、同居者は私だけになる。孤立感は口にしないが、心因的な症状の引き寄せが置きていないか、母の症状メモを書き加えた。勿論母に言うべきことではない。
------------
今夜のJR相模原の塾の補佐は、今日は休むことを連絡したが、塾長は先日の八王子の在日フィリピン人たちの集いに参加して以降、客人が増えて、対応に飛び回っていると奥さんから、呆れたという不満を聞かされることになった。自閉症スペクトラムや鬱の引きこもりの若者の自立訪問支援や、災害ボランティア諸活動という接点はあるものの、私とことなり、塾長の問題意識のベースは、在日フィリピーナ支援にある。塾長の奥さんの話を受け止めながら、スタンスの差に、先日の医療ケアの必要な方や心身重症児者の防災の話は、表層的な報告で済ませることになった。
県サポに行った時、「ティーンズたちへの防災現場研修」活動呼びかけ対象になる団体を調べておいた。平塚の医療団体にメールを送った。
「ティーンズたちへの防災現場研修」の参加呼びかけ巡回訪問は相手の数が多い。母の見守りとの共存をどう立てるか結論は出ない。切り抜けていく以外ないのだろう。
門前仲町のほろ酔いの**さんから深川八幡祭りの報告が飛んできた。メールアドレスを教えろという。祭りのスナップを送るというのだが、熱気は電話で伝わったよと丁寧に断わった。さすがに、その気にはなれなかった。
明日は生業の関係で八丁堀に出かける。帰りにビッグイシューの配達を済ませてくる。母の介護度では受けられないサービスだが、時々家事補助のヘルパーさんを様子見だけでお願いしている。実際に家事介助は必要な状態ではないので、確認訪問だけだ。故・父のころからお世話になっている方だ。
母のリハ時に出会う方が「五三のカステラ」をもらったが、「ゴミ」をよこしたと怒っているので「ごさん」で「玉子の割合」だと言った。ところが周辺の全員知らなかったのは「ごさん」だったという駄洒落を母から3回聞かされた。症状大丈夫だろうと思ったのだが。
母,柿安のロースト「ポーク」
私、赤魚の粕漬け+長芋の浅漬け(糖尿病食)
共通、和風サラダ&しじみの味噌汁
無難に食事は済んでいる。
---------
044番号の「間違い」電話が仕事用と家庭用の2回線に連続してかかってきた。前回「第一生命のカタログ」を「書留」で送ったという「オレオレ詐欺」電話と同一とわかった。私の家の回線は録音している。さっそく茅ヶ崎警察署にデータを送った。「番号違いでした」と即座に切ったから、先方も危うさに気がついたのだろう。
p.s.親御さん・学校・諸団体宛の「ティーンズたちへの防災現場研修」協力要請チラシを手直ししつつ、「当人宛」のラブコールをどう書き、どう手渡すか思案中。
夜間傾聴:ひとり
(校正2回目済み)