湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

1/16 「わーくNo.61」のp.1&2 <<阪神淡路大震災から21年・ティーンズの都市型災害に学ぶ>>他

2016-01-17 06:03:10 | 地震津波災害ボランティア

2016/01/16 記
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「わーくNo.61」の3ページのβ版。以下、1・2ページの原稿。


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p.1(Top Page)<<阪神淡路大震災から21年・ティーンズの都市型災害に学ぶ/被災要援護者支援-被災障がい児者と家族の協力支援->>

●阪神・淡路大震災から災害ボランティアをしていて、なぜ自分が災害ボランティアを行っているのかを考えるときがある。いろいろな人生があって、それが有無を言わさず生活を破壊され命さえ終了させられる不条理がある。義憤ではなく、哀れみでもない。ただ自分はその敵に折れることはないという自分に対する自己表明があって、被災現場には同じ敵に曝されているひとがおり、生身のひととの接点が生まれているから参加していくのだと思う。響き合える出会いを求めているのだなと活動の鏡像を見つめている。

●新しい年が始まり、21年前の神戸のことを思い出す。震災と火災が中心の都市型災害だった。この頃は、飛田が自営半フリースクールっぽい塾を経営しており、塾内にミニFMの放送局を持っており、神戸被災地のミニFMと連絡を取っていた。被災地から欲しい物資や、東京南部に集められた物資を神戸に送る際、行政をを中継しない分配を神戸のミニFMに考えてもらった。物資が滞留しない利点があった。中学生達には現地に行くのは重かったけれど、手紙のメッセージを放送に乗せることはできた。ここでは支援が届かない災害弱者への細々としていても、独立支援ルートを作りたかった。

●有珠山噴火のときは、虻田町役場と虻田中に、ミニFMの会場内放送機を送り、地元の電気屋さんに技術相談をお願いした。また被災地から火山灰を送ってもらい、鎌倉の知人と飛田宅を中継点にして、火山灰を全国の学校教員に託した。有珠山噴火の授業を先生にアレンジしておこなってもらうためだ。全国400教室で授業が行われ、生徒にひとつまみの火山灰が届けられた。話は広がったけれど、被災者の肉声が紹介される情報が載せにくい難点があった。

●そして今回の東日本大震災では、災害弱者と接点を持てる活動の形を摸索しているが、被災障がい者・高齢者との中高生からの支援スタイルを探ること(ミニFM・火山灰に代わる在宅避難者支援や、子守り活動等)、医療・生活等ケア専門職の外周協力支援の形を探ることを進めている。勿論、陸前高田・大船渡への情報交流は継続して行く。つまり、今年も安全避難ではなく、避難生活にスポットを当てた活動を生み出して活きたいと思っている。懇話会の勉強会にもその視点で参加する。金曜災害ミニカフェも50回を迎えるが、被災地を歩く活動を年1回以上行いたい。現地の知人作りである。

(図版)「本年もよろしくおねがい致します」

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p.2<<(連載)個人医療情報QRカードの検討 020>>

【「マイナンバーカード」の生活情報機能を凍結し、「おうすり手帳QRカード」を(3)】

 

★災害時の傷病者は、大混乱の病院・救護所に集められる。医療関係者は自分の家族も被災している厳しい状況下、長時間治療にあたる。この発災時の混乱にボランティアが関わりうるのは、静岡県などで試みられている「市民トリアージ」だろう。応急処置後では、「おくすり手帳QRコード版」をめぐる諸支援がある。

★「おくすり手帳QRコード版カード」は、「マイ・ナンバーカード」と違い、集中管理を行わない。「マイ・ナンバーカード」の副次機能のように、1枚のカードのなかに、深いプライバシーに関わる情報を集中させるような危険極まりない、履歴謄本でパンを買うような発想はない。あくまで自己管理のもとに、災害対策と健康管理のための「おくすり手帳」よりコンパクトなカードなのだ。身元情報・病歴情報・服薬中の処方箋(薬品名)・健康保険証No.・通院中病院名と担当医名と連絡
先・備忘録(アレルギー・献体意志の有無・臓器提供意志の有無等)をQRコード化して携帯する。治療活動潤滑化・電子カルテ作成促進・身元確認がその役割となる。傷病のため意識のない方・乳幼児・認知症発症者・障がいのため言語の自己表現が出来ない方・死者は特にカード携帯は意味を持つ。

★応急処置後、患者の身元確認を済ませ、必要な薬品名や看護上注意すべき病歴やアレルギーなどのチェック・医療不足情報確認ルート確認・カルテ作成等の情報源になる。また、避難所
にあっては、弁当等給食のアレルギー管理や、入所時留意点(オムツ要不要・体調管理留意点・家族の安否情報)に使われる。これは「マイナンバー・カード」で言われる納税状態・本人証明・特定健診受診状態等、行政の管理上必要な機能を集めた行政の管理情報収集迅速化と異なり、被災保身用の「おくすり手帳」だ。記載情報は医者と病院カルテ・薬局の薬剤指導管理以外には情報コピーをしないというQRコードシール運営を行う。薬剤名更新のためだ。

★「QRカード」は、携帯アプリで読み取りする。ICカードのように、専用のカードリーダーが不要で看護師や医師が携帯で読み取り、院内ネット内へのメール発信を行うことで、カルテを迅速に作ることができる。テキストエディタで編集可能な「カンマ区切り」データで送れば、エクセルなど表計算ソフトに入力可能だ。
(つづく)

------ ここまで -------

センター試験が始まった。JR相模原の塾には受験者がわずかだが、教材屋情報の方が入ってくる。一日中デスク・ワーク。合間に「わーくNo.o61」を仕上げた。おいしい、お茶が切れた。通販のお茶が届くまで、結果的「お茶絶ち」。

橋本の対面指導を日送り。月曜日で大丈夫か。


夜間傾聴:ひとり

(校正1回目済み)

 

コメント
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