湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

4/24 セカンドブックアーチのメンバーと会合を持って

2012-04-25 06:04:09 | 引きこもり
2012/04/24 記
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QR-IDカード分割型に機能修正を検討し始めた。3分割の中身を、(1)救急救命用・(2)治療/看護用・(3)家族向け情報に分割。従来型との長短を探り始めた。

14時から、セカンド・ブック・アーチの**君と会う。順調に活動を伸ばしていると聞く。胃の調子を壊して入院し、退院してきたところという話があって、心配ではあった。ではとは、彼のメールから伝わってくる「張り」が、病人のものではなかったからだ。その理由は会ってすぐ判明した。胃炎だったというのだ。広田町の巡回文庫を始めてくれる++君といい、若い。生命力のようなものが違っている。

それはそうと、陸前高田の米崎町の高齢者比率の高い##仮設と、小友町のモビリア図書室に継続して図書を送る件、地元の++君経由で行なう件、お願いした。

てきぱきと会議が進行していく。いわゆる企業型の進行に違和感を感じていた。企業の場合、目的は各企業にあって、その接点は契約によって結ばれるが、そのメリットは各企業の中で処理される。社会活動の場合の基本はネットワーキングであって、相互の交流が基本になる。自分の現在位置を示し、中継を含んで連携することで相互が変容していく。企業契約は極めてソリッドなものだ。それに引き換え社会活動の場合は「共感」が基礎にある。たとえばがれきの撤去を行なうボランティアは、工事屋ではない。大槌町なら大槌町のがれきを撤去することで、「大槌町の」ひとびととつながっていく。その自己変容の現在を明らかにすることで、連携することでなにをなしうるか明らかにしていくことが意味を持ってくる。微妙だが私がいつもソーシャル・ビジネスの話をきくときの違和感はこの辺にある。社会活動はもっと雑然とした混沌に線を引くようなものなのだ。活動主体はいわばノード(結節点)のようなものと考えている。

しかしこの活動に見守り巡回活動の契機が提供されたことは大きい。そのことからも、彼らの活動は使い方によってひとをつなぐ有効な活動だと思う。

話し合いの中で残念だったのは、「紙芝居」型(「読み聞かせ」型)の読書「活動」としての書籍の提供は、入荷がないということで実現しなかったことだ。私は配本後の死蔵を恐れる。巡回提供としたもうひとつの意味は、本の活用提案をしていく道を残しておいたことだ。

いよいよプロジェクトが始まる。車の整備着手を急がねばと思う。

**君と++君がつながる。これもまた、注目である。


《気になる記事》
●「みなし仮設の入居者4割にストレス 65歳以上に顕著」(河北)

p.s. 県立鶴嶺高校まで**君の仕事の車に乗せてもらう。仮設から毛糸の帽子のお礼が届いていたので、%%先生にその手紙をとどけるためだ。あいにく%%先生はお休みだったが、事務室に預かっていただいた。**君、感謝。


コメント
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