湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

3/1 湘南台かたくりの里訪問/サンシティ、伊勢原講演会に参加して

2011-03-03 15:06:24 | 引きこもり
2011/03/01 記
-------------
雨が肌寒い一日、2月最後の日、伊勢原に出る前の午前中、県央福祉会の「かたくりの里」にお邪魔してきた。湘南台西口の駅出口から5分強ほどのところのビルの2階にある。チラシを渡して趣旨説明。「ソーシャル・ファーム」自身をご存知だったようで、内容を了解してくださった。他の県央福祉会の方々にもご紹介くださいとお願いしてきた。

次の伊勢原の講演会までの移動時間があまりないので、コンビニでパンを購入。電車の中で食べていた。若者だと格好がつく。爺ぃだとうらぶれて見えてしまう。たしかにうらぶれているのだから反論できないが。

伊勢原の商工会館コミュニティ・プラザで、障がい者就業・生活支援センターサンシティ主催、伊勢原市障害福祉相談室共催の「発達障害者の就労支援について考える~大人の発達障害と就労支援~」という就労支援研修会に参加した。

伊勢原の駅員さんに道を聞いたところ、南北逆の出口を指定されて着いたのが10分遅刻。駅前はわかっていても、一歩離れるとまるっきり土地勘のないところなので結局20分強探していたことになってしまった。

会場は満席。関連の担当者に少々親の会の関係者が混じっている雰囲気の中、第一部が始まっていた。県就労支援担当者のネットワークの素地を整える話で、求人情報等の情報共有を試みる活動が始まっている旨の活動紹介と報告だった。企業就労支援の情報共有だが、職場開拓の困難さを思えば、この試みはありがたいだろう。就労支援をしていて、ハローワークの情報が、能力の偏りがあるために、必要な情報が不足していると感じることは多々ある。その間隙を埋める情報も含んでいこうとする方向に期待が持てた。

休憩中に、炭谷氏の講演会チラシを配布させてもらえまいかと頼んだ。すぐに了解してくださったのが嬉しかった。それだけでなく、会場配布をしてくださったのには感謝している。伊勢原は茅ヶ崎に出るのは時間がかかるが、関心を持った方の参加を拡げたいという思いがあった。厚木の神奈川ソーシャルインクルージョン機構の活動があるので、炭谷氏の活動を全く知らない方というのは少ないという。

第二部は、発達障害者の就労支援についての講演で、講師が職業リハビリテーション学会・横浜市発達障害者支援センターの柴田珠里氏。『大人の発達障害と就労支援について』だった。かなり概要説明の間に、具体的な情報が織り込まれていて役に立ったのだが、話にも出てきたが、柴田さんのセンターが横浜市在住の方が対象になっているのは惜しい気がするのだ。枠組みをしっかり組んで話す方なので話がクリア。願わくばパワーポイント資料がもっと大きいと助かったのにと思う。説明に流用させて欲しい画面がいくつも織り込まれていたからだ。

サンシティの皆さん、ありがとうございました。

-------

時間通り終わったので、海老名に出てサンマルクでパンを買った。とにかく雨である。相模線の駅は駅前商店街から離れている。途中の歩道橋の吹き曝しを抜けるのが嫌だったが、改札口で次の電車の入線待ちをしていると、見たことのある顔。小田急相模原君(仮名)だった。彼が相模大野校を辞めて2月ほど経っていた。関係のことは口を閉ざしているので、深くは聞かなかったが、親御さんが大変らしかった。私の外勤定年の話を伝えて、相模大野校に立ち寄ってもかまわないのだと説明した。

茅ヶ崎方面の電車が来たので彼と別れたが、茅ヶ崎では元塾生と会うことは少ない。もう15年以上経つのだから当たり前といえば当たり前なのだが、こうして海老名でふと出会う機会があるのは、県北もまんざらではないなと思う。

------

茅ヶ崎について母に電話。調子が悪いと地元内科から帰ってきてから、寝床に入っていたらしい。家に戻って山積みになっている食器を始末し、洗濯物を縁側に干した。広いだけがとりえの古い日本家屋。激戦をした父が老健に入ってから、父の居室だった2階など、もう数ヶ月足を踏み入れていない。この空虚感が母に影響を与えていることはわかる。しかし、今から考えると、母の体調が崩れる直前に入所できたのは、幸いと思いたい。

日に一度、家業の連絡が届くが、母がかかわるのはそろそろ限界が来ていた。8日までは、長い時間の身動きが取れないが、ともあれ先方に連絡を入れて、8日過ぎに東京に行くことを確認して、食事を作りながら、ひとという不合理な存在をあれこれ考えていた。

湘南あすなろ会で買った使い捨てカイロは、早く撒かねばシーズンオフになってしまう。雨がやんだら、間を見て配布を始めようと思う。

事前に養命酒を母に飲ませた。多少アルコール分があるらしく、顔が赤くなっていた。これで酔えるとは、安上がりな体質だと言って、食事を食べさせた。

夜間傾聴:なし(予定していた**君連絡なし)


(校正1回目済み)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2/28 日曜に本業の巡回を詰めておき

2011-03-03 05:06:28 | 引きこもり
2011/02/28 記
-------------
翌日、サンシティの講演会があるので、日曜日だが本業の巡回を2件日を移動してもらい巡回してきた。うまく行かないもので、相模大野側が1件、南大沢が1件という具合だった。天候不順のとき、鬱傾向の方の調子は悪くなる。今回回ろうと思っていた方のひとりは、これが影響してか巡回できなかった。

かながわA(エース)のある高相合同庁舎の前を通りながら、休日である無念さ。折角なら炭谷氏のチラシを届けておきたかった。後の予定が南大沢だったので、大船の若者サポステにK2インターナショナルを訪ねることも、時間的に予定変更となってしまった。

入試の期間中である。相模大野の他の方を集中してまわれなかったのは、間際過ぎというひともいたためだ。今回巡回した方は高卒資格認定試験を昨年秋に取って、そこから入試の重みに耐えられなくなって、今回は受験見合わせとなり、1年間受験準備をするために、本校への通学が当面の目標となっていた。彼とは以前、横浜まで電車の乗り継ぎ往復を試みたことがあった。症状克服の課題があったからだったが、彼との間では、問題に閊(つか)える度に、このときの珍道中の話が出た。彼ともあと1~2回でお別れとなる。また教室で会おうやと話すが、実際、彼は前途多難である。

町田経由で横浜線を使って橋本に出て、乗り換えて南大沢に着く。親御さんの車が出迎えてくれた。彼が助手席に乗っていた。病院帰りだった。入院中の祖父の介護補助を彼が担当していた。こういう場面、彼は才能を発揮する。彼は福祉の分野に進むわけではないが、親御さんも頼りにしている。目配りが出来る。その繊細さゆえに引きこもっていた。

自宅の学習が苦ではないらしい。しばらく学習の後、バリアフリーの技術開発をやってみたいと思ったが、レベルが追いつかないという悲しさを語ってくれた。ロボット工学へと進みたいのだという。彼の引きこもった理由はいじめだ。外見と父親の仕事を責められて耐えた結果、神経症に。加えて、学習面でも私にはLDを感じとれる困難を抱えていた。

-----------

かぼちゃ1/4を買った。高い。
今夜は放蕩息子の「ほうとう」である。糖尿病の息子という爺ぃには、なんとも…。


夜間傾聴:□□君(仮名)


p.s.
炭谷氏の著作を読み進めているが、目のかすみが邪魔をする。講演集の方がつながりがいい。母、食事後すぐにダンピング。


(校正2回目済み)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする