湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

3/8 炭谷氏講演会前日

2011-03-10 06:59:43 | 引きこもり
2011/03/08 記
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母は瞼の手術を希望しながら、反面ボトックス療法の失敗の反復の恐怖を思い、心は拒絶している。美容整形手術では、瞼のリフトアップ手術は珍しいものではない。しかし、その言い方をすれば、ボトックス療法もまたポピュラーなものなのだが、それに手痛い目にあっている。母の場合、美容整形ではなく不定愁訴特に「めまい」に関連した脱ストレス療法として、眼科のストレス・アプローチの治療なのだ。

母は私の8日の大事な講演会の前日に手術をしたいと言い出し、私にたしなめられた。母の身辺援助介護が7・8両日とも支えきれないからだ。医師との間で14日と、本人の同意を取りつつ決めたのだが、これとて複数収入の私は青色申告をしているので、受験問題模範解答などを担当している季節労働者としては、山場の時期が重なることもあって、いつも駆け込み申告となってしまう、その前日が手術となると、13日には申告を済ませておかないと苦しい。医師の手術担当日と空きが合わないための結果だった。3月の下旬が望ましいのだが、地元医の手術依頼書の有効期限が響いていた。これも母に付き添わなかった結果だった。

地元眼科医と内科医はふたりとも、胃切除後遺症としての「ダンピング&嘔吐」と「めまい」は別物と見ている。眼科医はこの後者について、ストレス要員となる眼瞼下垂の治療にリフトアップ手術を指示した。

この手術は、日帰りだが、実際のところ手術後数日は家事や外出に問題が起きる。その間もダンピングや嘔吐は治まらないだろう。そうなると2日間は生業を休むか短時間で切り上げなくてはならなかった。

14日への延期を決めた際、母は私の戦争騒ぎに気がついた。だから一概に悪いとは言えないのだが、よりによって母がひとり、横浜の病院に相談しに行ってしまったのだった。一度7日と言い出したら曲げない、困った性格なのだ。医師との相談の結果10日になったよと、母は帰宅して私に述べた。10日は教材屋の会議がある。原稿を入れねばならない日だった。追い込まれた気がしたが、考えれば、14日の申請間際と比べれば、究極の選択として、よりましということで無理矢理納得した。

原稿を9日いっぱいにFAXすれば、会議は10日夜にするのでという話となった。母を家に送って、東京に行ってともかく会議に顔を出すということになった。10日は巡回も入っていた。これはなんとか、当人も卒業式直後の気分も手伝ってOKしてくれたのは幸運だった。

こうして手術は10日に決定したのだが、母は10日に北里東病院の神経内科に薬を取りに行く約束までしていた。当人がいかなくても大丈夫ということで、浜見平の知り合いの娘さんに緊急出動してもらうことになった。迷惑な話だったろう。母はさすがに悪いと思ったか、浜見平への友人に謝っていた。

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炭谷氏講演会の補助資料を仕上げていた。話は膨大なので講演だけで収まるはずがなかった。加えて炭谷氏が車で直行することがわかって、もしも渋滞や事故等に巻き込まれたときの、つなぎの話題を考えておかなくてはならなかった。8日の会に、急に茅ヶ崎市長の出席が決まり、段取りの変更をしておく必要もあった。放置は許されないことになった。

書籍リストを作って、講演の中身を深める道を紹介しておくことにしたのだが、炭谷氏は環境福祉学という学際領域の著書が多かった。今回の企画の企業就労とは異なる地域起業の道「ソーシャルファーム」の解説の延長上にある著作は、共著のものが多く、書籍自体も一般書店には置いていなかった。注文が必要なのだ。その意味でガイドは必要だった。もし事故があって会場到着が遅れた場合も、その著書紹介を通じて穴埋めしていくことにも使えるとおもったのだ。

そこで炭谷氏の基本的なスタンスを概括した書と、ソーシャルファームの実践例紹介の書、そして共著だがソーシャル・インクルージョンの関連書3冊を紹介しておくことにした。しかし炭谷氏の環境福祉学とは結びつきが悪かった。

会の目的の社会的企業としての就労困難者の地域起業の可能性を紹介するには、障害者リハビリテーション協会の国際フォーラムの講演録が一番つながりがいいとも考えた。そこで1枚は書籍リスト、もう一枚は交際フォーラムのポータルサイト紹介を作ることにした。

書籍は第一から第三候補を紹介すると…

●「私の人権行政論―ソーシャルインクルージョンの確立に向けて」
●「環境福祉学の理論と実践」
●「ソーシャルインクルージョンと社会起業の役割―地域福祉計画推進のために」

が適当だろうと思う。
またポータルサイト&HPは以下の通り。

●「障害保健福祉研究情報システム/ソーシャル・インクルージョン/ソーシャル・ファーム」
●「知ってミル~ソーシャル・ファーム~」
●「シンポジウム「知的障害者の経済的自立を考える」」
●「Social Firm Japan 総会」

まだ他にも講演録があるので、「炭谷茂」をキーワードに検索してみるといい。

一応2種類の入口を作った。あとは講演会の成功を祈るばかりだ。


夜間傾聴:東林間君(仮名)
     橋本2君(仮名)


(校正1回目済み)

コメント
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