父が突然、遠方に出かける服装で外出した。後で車に乗せてもらっていることがわかったのだが、常備薬をすべて置き忘れての外出なので、何か起きたときの連絡態勢を母と確認して、私も東京に向かった。
今回は家庭の用件を片付け、午後から「若者と向き合うキャリアガイダンス Part2 ~ ツールの活用を中心に ~」というIT講習に出た。主催:労働政策研究・研修機構(JILPT)。キャリアガイダンスを行う窓口で、どのように情報機器を使うかという場面設定の話が中心なので、直接は私の立場とは関係がなかったが、ここに参加しているハローワーク関連の方や、YJS関連の方と接点を持ちたかったことと、1月講師を探すためでもあった。「わーく」の発刊活動は、SNS携帯ネットという環境と結びつけて展開するため、コミュニケーションツールを場面の中で語りうる方を探しているのだ。
雇用・能力開発機構の方や、労働政策研究・研修機構の方と名刺交換のあと、自己紹介しながら少し話すことができた。しかし残念なことに技術畑の方で、先方も戸惑いを隠さなかった。今回の場がツールの活用に焦点があったからだが、カウンセリングの方を仲介していただき、来年早々、労働政策研究・研修機構と神奈川県労働局職業安定部の方と、非公式に話し合う場を設けることができた。「わーく」への様々な支援の要請のためだった。
しかしシンポの方も、いくつかのギャップを発見したのだが、例えば「キャリア・インサイト」というツールの例でいうと、PC端末で自分の職業適性について自己診断していくのだが、唐突に当事者の「現在の場面を捨象して」職業特性を「客観的に」測ることのおかしさをめぐって、シンポジストたちの指摘があったことは、納得がいった。ご託宣を下すように検査の権威を身に纏い、検査の範疇に現状を押し込む愚かしい指導のことを問題にしたのだった。当人が苦しみに喘いでいる状況下で検査を行う、安定したときに自分の自分探しの「参考」に使えるようアドバイスすればいい。
やはりここでは就労は個人の営みだ。企業就労の枠の中に就労活動を流しこんでしまうからおかしくなる。個人の事情を解決するときにツールは登場する。
大学のカウンセラーたちの比率が多かった。Q&Aでも視聴者があっさりしているのは、やむにやまれぬ動機から活動が位置づいていない、つまり、なぜツールを導入したのかという問いに答えられないのだ。150人近い参加者もまた、同じ問いを抱えることになるのだ。
-----
「わーく」のデモを書いている。やはりこの活動は、半官半民就労支援窓口と政策的に結びついて、意味を持ってくると思う。活動の公共性だけではなく、交通費・印刷費などが大きくかさむ。企業からの助成や取材の認可などは、公的な支援が入っていないと、入っているとでは、大きく差が出てしまう。販売利益で活動を支える形の活動ではないから、もちろん、収益活動を入れることも、成熟していく中では必要だが、企業回りの労苦を軽減してもらいたいのだ。
-----
日本自閉症協会から、注文しておいた、昨年発売された「自閉症ガイドブック別冊・海外の自閉症支援」が届いた。
父は無事帰宅していた。天ぷらを食べてきたという。糖尿病の食事療法を私らが支えていることがわかっていない。土産に「大きなドラ焼」を買ってきた。自分が食べたかったのだという。頭痛がしてきた。
今回は家庭の用件を片付け、午後から「若者と向き合うキャリアガイダンス Part2 ~ ツールの活用を中心に ~」というIT講習に出た。主催:労働政策研究・研修機構(JILPT)。キャリアガイダンスを行う窓口で、どのように情報機器を使うかという場面設定の話が中心なので、直接は私の立場とは関係がなかったが、ここに参加しているハローワーク関連の方や、YJS関連の方と接点を持ちたかったことと、1月講師を探すためでもあった。「わーく」の発刊活動は、SNS携帯ネットという環境と結びつけて展開するため、コミュニケーションツールを場面の中で語りうる方を探しているのだ。
雇用・能力開発機構の方や、労働政策研究・研修機構の方と名刺交換のあと、自己紹介しながら少し話すことができた。しかし残念なことに技術畑の方で、先方も戸惑いを隠さなかった。今回の場がツールの活用に焦点があったからだが、カウンセリングの方を仲介していただき、来年早々、労働政策研究・研修機構と神奈川県労働局職業安定部の方と、非公式に話し合う場を設けることができた。「わーく」への様々な支援の要請のためだった。
しかしシンポの方も、いくつかのギャップを発見したのだが、例えば「キャリア・インサイト」というツールの例でいうと、PC端末で自分の職業適性について自己診断していくのだが、唐突に当事者の「現在の場面を捨象して」職業特性を「客観的に」測ることのおかしさをめぐって、シンポジストたちの指摘があったことは、納得がいった。ご託宣を下すように検査の権威を身に纏い、検査の範疇に現状を押し込む愚かしい指導のことを問題にしたのだった。当人が苦しみに喘いでいる状況下で検査を行う、安定したときに自分の自分探しの「参考」に使えるようアドバイスすればいい。
やはりここでは就労は個人の営みだ。企業就労の枠の中に就労活動を流しこんでしまうからおかしくなる。個人の事情を解決するときにツールは登場する。
大学のカウンセラーたちの比率が多かった。Q&Aでも視聴者があっさりしているのは、やむにやまれぬ動機から活動が位置づいていない、つまり、なぜツールを導入したのかという問いに答えられないのだ。150人近い参加者もまた、同じ問いを抱えることになるのだ。
-----
「わーく」のデモを書いている。やはりこの活動は、半官半民就労支援窓口と政策的に結びついて、意味を持ってくると思う。活動の公共性だけではなく、交通費・印刷費などが大きくかさむ。企業からの助成や取材の認可などは、公的な支援が入っていないと、入っているとでは、大きく差が出てしまう。販売利益で活動を支える形の活動ではないから、もちろん、収益活動を入れることも、成熟していく中では必要だが、企業回りの労苦を軽減してもらいたいのだ。
-----
日本自閉症協会から、注文しておいた、昨年発売された「自閉症ガイドブック別冊・海外の自閉症支援」が届いた。
父は無事帰宅していた。天ぷらを食べてきたという。糖尿病の食事療法を私らが支えていることがわかっていない。土産に「大きなドラ焼」を買ってきた。自分が食べたかったのだという。頭痛がしてきた。