湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

冬期講習が始まるので…/若者と向き合うキャリアガイダンス Part2

2006-12-15 06:20:20 | 引きこもり
DAISY format のCDを入手して、再生してみている。読み上げ等のオーサリングソフトなのだが、読み上げ速度の調整も出来るので、読み書き障碍のある人には作品が整ってくれば使えるソフトとなるだろう。書き込みソフトが申込制なので、審査を受けることになる。詳細はいずれまた書き込むが、品川裕香さんの「キミはキミのままでいい」を聞いていて、なるほどこれも「わーく」マルチメディア版のフォーマットになりそうだなとも考えていた。

昨日は、生業の方、一本。冬期講習の助っ人に入るので、調整会議。本部はTV会議システムを持っているのに使ったことがない。ツール先行で持ち腐れになる例の多いこと。電子メディアを使うとき、このねっとりと動かない状況を覚悟しないと、かならずから回りに終わる。電話でも子機間を転送するのが使えなくて、結局音のしている電話に向かう熟年者の多いこと。「わーく」を携帯電話端末を主にしたのは、そのようなことが頭にあったからでもある。機能もできるだけシンプルに絞り込む必要がある。

私達は軽度障碍の方たちと手を組む活動を試みている。このとき、携帯電話の負担はどうだろう。視覚掲示は意味があるだろうが、全然別の問題が邪魔をしている。通信料金である。病院システムのような一括したコミュニケーション環境があるのと違い、各自の持っている携帯を結んでいかなくてはならない。安定性の高い信頼できるシステムが欲しい。プロジェクトを技術面で支えてくれるチームが育たないと、苦しい場面が出てくるだろう。

藤沢のパソボラの近藤さんに、謝りのメールを出した。Open PNE は相変わらず動かない。私の担当している子が緊迫した状況にあったために、近藤さんの協力を日程的に生かせなかったのだった。カウントダウンの年の瀬そして年始という困った時期にセットアップがもつれこんでしまったからだった。しかしSNSにしてもそうだが、藤沢と茅ヶ崎のテレコムの価値認識の差はどうだ。茅ケ崎にチームを組めない石頭状況をなんとか動かせないかと思ってため息をついている。

近藤さんからは、自前のサーバなどという面倒なことはやめた方がいいというご忠告をいただいた。そうそうなのだ。しかしこの試み、いずれ半官半民に押し上げたいと考えている。このときレンタルサーバの信頼度、個人情報漏洩などの対策は、結局大手プロバイダ認可の環境にしておかないと、乗り入れが難しくなるから、@nifty やら So-net やらを試みているのだ。しかし@niftyは、つれない…。

面白い話を聞いた。私の@FreeDカードがDoCoMoがPHSから手を引くために、カードの買い替えを考えていたのだ。そこに例のZero3が登場した。このZero3のUSBポートに、USBキーボードを付けると、使えるというのだ。テキストエディタがしっかり長文対応してくれれば、これは重いノートPCを持ち歩かなくても、入力ができるではないか。折り畳みキーボードとZero3という組み合わせを考えている人は、やはりいた。試してくれたから買う気になった。PCとは、ケーブル接続になるが、この方がよさそうだ。

なぜこんなに持ち歩ける端末にこだわるかといえば、テレコムの技術トラブル相談を置く必要があるからだ。連絡先を私のアドレスで捌く。携帯で画像を送るにはどうするのかとか、ログインできないとか様々なトラブルが待っているから、どこででも対策が打てるようにしておきたいのだ。ただの携帯電話では役不足なのだ。

今日は午後から

「若者と向き合うキャリアガイダンス Part2 ~ ツールの活用を中心に ~」というIT講習に出る。主催:労働政策研究・研修機構(JILPT)だ。

パネリスト
島津和代 (ハローワーク府中 若年者ジョブサポーター)
西尾 章 (雇用・能力開発機構東京センター 能力開発総合アドバイザー)
宮脇優子 (女性と仕事の未来館 キャリアカウンセラー)

コーディネーター
室山晴美 (労働政策研究・研修機構 主任研究員)

ということで、かなり相談実務の環境的な部分の話も聞けそうだ。


今年は明日が養護学校進路担当者の連絡会の講演、17日はジョブコーチもどきというかIT関連の仕事をハンデを持った方が学ぶときのファシリテータ的なサポートをするボラの研修があって、20日の実務者ネット懇談があって、今年の会議は終わる。冬期講習に火が付くからだ。

積み残し作業がたまっていくが20日まで、ともあれ追い込んでいかないとと貧乏性発揮している。

コメント
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