湘南台の「にじの会」講演会「しなやかに生きる力を、支え援(たす)け、教え育むために」に参加してきました。東京福祉大の上田 征三氏と県教育委子ども教育支援課の安藤正紀氏の講演でした。
上田氏の講演は自己紹介が中心で聞く側からすると結果的に先達の訓話のなりそこないのような内容で、対象不在。何をなすべきかが浮かんできませんでした。
ねらい目の安藤氏の方は、神奈川県下小中学校のIEP実施に向けた活動報告であり、各校の具体的な事例を紹介する形で面白かったけれど、能力別編成は学習塾などの事例があるが、上部が足きりのために下部を作ったような強い傾向がでます。脳内の情報の入出力効率のモデルに乗っかったモデルのため、子どもの背後にある家庭環境・成育歴などの差異を捨象したまま、個人鍛錬しようとする原理的な難点があります。競争原理と階層化、交流と学習、教科内容・時代傾向そのいずれも切り離したまま形式が一人歩きしています。
安藤氏の語る教員の情熱にほろりとさせられつつ、校内委員会・ケース会議(カンファレンス)・IEP作成と緻密化しても、徒労の道と思います。効果がないとはいいません。道を間違えれば子どもの管理強化につながる道なので、別の道を探りつつ、聞き耳は立てて行きたいと思います。
一昨日の空振りダメージが残っていて、関係者メルマガがかけませんでした。信用問題ですからねえ…。
●神奈川LD親の会「にじの会」
http://www.normanet.ne.jp/~nizi/
上田氏の講演は自己紹介が中心で聞く側からすると結果的に先達の訓話のなりそこないのような内容で、対象不在。何をなすべきかが浮かんできませんでした。
ねらい目の安藤氏の方は、神奈川県下小中学校のIEP実施に向けた活動報告であり、各校の具体的な事例を紹介する形で面白かったけれど、能力別編成は学習塾などの事例があるが、上部が足きりのために下部を作ったような強い傾向がでます。脳内の情報の入出力効率のモデルに乗っかったモデルのため、子どもの背後にある家庭環境・成育歴などの差異を捨象したまま、個人鍛錬しようとする原理的な難点があります。競争原理と階層化、交流と学習、教科内容・時代傾向そのいずれも切り離したまま形式が一人歩きしています。
安藤氏の語る教員の情熱にほろりとさせられつつ、校内委員会・ケース会議(カンファレンス)・IEP作成と緻密化しても、徒労の道と思います。効果がないとはいいません。道を間違えれば子どもの管理強化につながる道なので、別の道を探りつつ、聞き耳は立てて行きたいと思います。
一昨日の空振りダメージが残っていて、関係者メルマガがかけませんでした。信用問題ですからねえ…。
●神奈川LD親の会「にじの会」
http://www.normanet.ne.jp/~nizi/