湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

「ワクワク」@そうじゃん誕生~フリマの中のまなび~

2004-10-18 05:17:32 | フリースクール
 藤沢のカフェ・ドゥ・そうじゃんは、引きこもりの青年たちの自己表現の場・居場所となっている。自主性が尊重されているので、会への誘いへの応答は、有志参加となることが多い。今回の湘南子どもフォーラム・文化祭への参加も「フリー・マーケット」をやるということで4人が参加してくれることになり、実行委には2名出席してくれた。

 この前日、そうじゃんの戸外で、日没まで相談。そうじゃんの商品を主に、リサイクル商品を売るということが話されたが、とにかく資本金がない。委託販売を実現するには交渉がいる。そこが苦手のメンバーがどう超えていくかが練られて行った。

 商品を選択する。売れそうな量を見極める。地域の競合商品を確認。(マーケティングリサーチ)売り上げを伸ばす工夫など、模擬店とはいえ、あらゆるまなびがそこに横たわっている。

 今回は売れ筋商品の開発にまで踏み込んだ。ワンポイントキャラの商品だ。実行委の終わった後、100円ショップを回り素材を探した。

 知恵をしぼり「風船・ブックカバー・Tシャツ・マグカップ・メモ用紙」などが候補にあがった。さて

 「風船・マグカップに絵をどうやって転写するのだろう。」
 「高いカラーコピーを使わずに、ブックカバー・メモ用紙がつくれるか。」
 「Tシャツにアイロンプリントをかけると、コストが結構かかる。コストダウンの方法は?」
 「季節ものを意識すると、この時期Tシャツは売れるだろうか。」

 こういう疑問が次々に湧いてくる。資本金がないから、株を買ってもらう。それに準じて配当を出す。利益が見込めなければ株を買ってくれない。そのデモをどうするか。

 悩みつつ、ことに挑戦していく。こうした壁を乗り越えるところに、まなびは成立する。

 近々そうじゃんにお邪魔して、商品開発のデモをやる。やってみたい人がいれば輪を広げていく。

 形ができれば逆に自由度が増す。実践がなんとも面白い。
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湘南子どもフォーラム・文化祭第三回実行委レポート

2004-10-18 04:30:36 | 不登校
 土曜日は湘南子どもフォーラム・文化祭の第三回実行委でした。学校関係がテスト期間中で欠席。
教育支援NPOモアフィールド(横浜アカデミー)・湘南子育ちファクトリー・「ワクワク」@カフェ・ドゥ・そうじゃん(仮称)が初参加。

 今回は実務的な内容。1)予算概要作り 2)プログラム作成 3)マスコット・キャラの選定 でした。この手の企画は予算は特定の項目が高くなります。ひとつめは「車(ガソリン等)代」、ふたつめが「切手代」です。実際は影の労力や交通費・電話代など計上されていない費用が潜んでいますが、ある程度はここを無料奉仕としなければ、企画自体が成り立ちません。今回は予算ぎりぎりのセーフ。しかしかなりの危うさを持っていることは事実で、ところがフリーマーケットや模擬店などでも、通り一遍の提案しか出ない。これはどこの秋祭りに行ってもやっていることは一緒というようなもので、これでは純益が出ないのです。商売ではありませんがこの凡庸さが運動の質まで包み込んでくるようになると、見通しが霞んできます。

 半歩押し出すために、「マスコット・キャラ」を作りました。内容をちょっと垣間見させて、「単純で誰にも真似して描ける」キャラ、「拡大・縮小しても表情が伝わっていく強さを持ち」、「独立してキャラだけでも愛され、企画が連想されるようなキャラ、こんな条件に合う仕様をコロンブスのQooちゃんにお願いしました。その「拗ねウサギ」(愛称募集中)が今回確定しました。印刷物や会場飾りだけでなく、ワンポイントものを考えています。(cf. 挿入画像、初公開)

 当面ワンポイント商品を、「ワクワク」@そうじゃんと考えています。これが今後の取り組みへと引き継がれたら最高。シールワークのアイデアあったら、教えて下さい。

 ポスターのゲラがあがっていたのですが、私の受け継ぎミスで、実行委終了後、FAXのわかっている会員の方々にFAXして、校正&批評依頼。広告ルートの相談では、学校の構内に張り出したいという案があり、茅ヶ崎・寒川教委の後援をいかし、学校周りをして貼ってもらうことになりました。藤沢市については、対応の遅れから可能な学校のみ。

 この学校・市内巡回のために日程を早目に「ポスター&プログラム」を作ることが確認され、プログラム担当をあねもねの中西さんが立候補即決。しかし中西さんの身辺は、今大変な時期のようで、補佐が必要です。この2種類の印刷があがってくれないと巡回が困ります。

あとは寒川町社会福祉協議会の後援がとれたこと。県青少年サポートプラザにチラシが置かれ、11/28当日、青少年プラザから担当者が会場を視察にくることになったこと。 焼きそば屋台が正規表明がなされぬままなので、プログラムが書けないことが報告されました。

 次に第一会場のフォーラムについて。

 午前中は全体会・午後がヒュースタの青少年支援セミナーの買い阿智となりました。特に午後に工夫が入り、「しゃべり場風フリートーク」を会場中央で行い、周辺で展示とその説明を行うことになりました。バズ・セッションのやり方です。

 とにかく全員の出し物を固めることを早急にということで、欠席団体を巡回することにしました。

 まずは、実行委レポートでした。
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