日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

広報紙つくり

2022年12月21日 | 生活・ニュース

 ある団体の2種類の広報紙発行の編集を手伝い初めて10年余になる。一つは発刊から3年目に引き継いだ。もう一つは創刊から手掛け40号代後半に達した来年の1月号、編集を終え印刷に発注した。年明け早々に届くが、毎号手にするまでは緊張している。

 というのは、いつだったかこんなことがあった。誤字には最大級の気をつけているが、特に名前には格別の注意を払っている。あろうことか、刷り上がった紙面を確認中ある人が投稿者の名前の誤字に気づいた。気づいた人は投稿者と懇意なことから気づいた。なにはともあれ、配布前で助かった。

 調べると印刷は原稿通り仕上がっており編集ミスではなかった。なぜか原稿に誤字があった。対応は、投稿者に謝る。次に誤字の1字を印刷、それを発行約1万部の誤字の上に貼りつける。私はその作業からは外れたが、配布までに多くの人を煩わせた。

 一般紙でも時折訂正を見かける。その中には人名の誤記もある。そんなとき学校新聞で校長の名前を1字誤記していて、最終校正で気づいて恥をかかずに済んだことを思い出す。この稚拙なブログでも誤字はないように気を付けているが、おろそかになっていることがある。ブログには人名を書かないのでその点は気が楽だ。

 (今日の575) 誤字誤植自動変換気を使う
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風呂が何より

2022年12月20日 | 生活・ニュース

 今朝も冷えた。出かけた先でいつものように順番を待つ間、持参の本を読んでいた。隣の席に私より年上に見える女性が腰かけた。北国の雪による様々な状況をTVは放送している。それを見られていた女性が「こんなん日はお風呂で温まるのが1番です」と話しかけられた。

 画面は、停電で暖房無し、お風呂無しで耐える家庭の姿が映っていた。風呂が何より、それには少しの異存もない。女性は「こんな日は、布団を準備して風呂に入る。温まったところで布団に入り朝まで眠ります」と話す。初対面だが何か打ち解けた会話に驚きながら相槌を打つ。

 ドラッグストアには驚くほどの種類の入浴剤が並んでいる。それが欲しい人の購買意欲を高めるようなアピール文と文字イラスト、外箱の絵柄とその色合いは気持ちよい家庭風呂にふさわしい。買ったことはないが、いただいたそれで日本の温泉巡りをしたことがある。ふと、いい湯だなと口ずさんだかどうか覚えがない。

 近くの銭湯はみんな姿を消した。私の外湯は旅行や出張の時くらいで、子どものころから家庭風呂で銭湯の経験がない。近くの銭湯が開くまでの待ち時間、軒下が高齢者のサロンのような様子を長年見てきた。お湯の外でも銭湯は人の温もりを盛り上げている、そんなことを思いながら眺めたこともある。

 (今日の575) 寒い日は風呂が何より喜ばれ
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みじかい初雪

2022年12月19日 | 自然 季節

 今日も気温から書き始めになった。市内アメダスの最低気温はマイナス3.6度、今期最低を更新した。5時には降ってなく星空、予定もあり予報は空振りかと少しホッとする。朝のトップニュースはサッカーW杯の決勝戦かと思いきや各地の雪の様子から始まった。当地域も雪の予報は出ており、県内でも雪で高速道の通行止め区間が出ている。

 6時を回ったところ外に出る。それを待っていてくれていたかのように雪が降り始めた。スマホカメラを夜間モードに切り替え撮る。日の出までまだ1時間あるが、写真が明るすぎる。標準モードにして撮る。夜明け前の暗さになり良しとしたが、アップは夜間モード撮り。

 しかし、つかの間の雪だった。15分ほどで雪が降る光景は消えたが、青空駐車の車は白化粧をした。あっという間に止んだ短い雪だったが我が家の狭庭もうっすらではあるが雪景色に変えてくれた。児童らの登校時、今朝も半ズボンやスカートの登校姿が多い。「手が痛い」そう言った男児は小さな袋を持っているが手袋はしていなかった。

 「冬は寒くないといけん」、祖母はよく口にしていた。祖父は登校前に庭で焚火をし「ぬくうなってから行け」と見送ってくれた。そのころ半ズボンで登校したかは記憶にない。うっすらと白んでいた登校路は静かになったころ雪の姿は消えていた。

 (今日の575) 初雪を喜ぶ年は遠に過ぎ
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節電下での飾り

2022年12月18日 | 社会 政治

 今季最大級の寒波が列島を震えあがらさせているという報道。今朝の市内のアメダスの最低気温はマイナス0.7度で今季最低を記録した。我が家の車庫はすこし風はあったが7時すぎ0.5度でこちらも今期最低となった。少し雪がちらちらしたがすぐに止んだ。部屋に入るとエアコンが効いていてほっとする。

 TVニュースがウクライナ情勢を放送。ロシアの無差別なウクライナへのミサイル攻撃が続き、発電などの多くの電気設備が破壊されている。そのため、ウクライナ国民の多くの人はエアコンが使えず、厳寒の中に身を託しているという内容。切り替われば欧米各国で華やかなクリスマスツリーが競演している。

 国内でも各地のクリスマス飾りが映し出される。大小さまざまなイルミネーションは華やかで豪華で、地方の老人は目を見張りながら、若い人が大都市にあこがれるのもこんなところにあるのかもしれない。それにしても今冬は節電が大きな課題として呼びかけられている。LEDで電力はわずか、と答えるが節電への姿勢はうかがえない。

 今週末はイブ。我が家も小さな飾りを出した。メインは陶芸教室で作った焼き物のツリー、電装など不要な高さ20㌢ほど。プラ製のモミの木に小さな飾りをつけて並べた。これをしまうと、しめ飾りになるものの、3年目のコロナ年は終息せず越年する。今年も余すとこ2週間、国防強化に向けての年がやってくる。

 (今日の575) 電力が不足なのかと飾り見る
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タバコ1本とは

2022年12月17日 | 社会 政治

 煙草、昔は写真のような札が軒下に掛けられて店頭には年配の主が座り、客の求める煙草を渡していた。今は見かけなくなった代わりに自販機が販売一切を担っている。私は20代初めに吸い始め40歳直後にやめた、と記憶する。タバコ歴はハイライト、セブンスター、止めるころはマイルドセブンなどだったと思う。量は2日で1箱20本くらいだった。

 かつての同僚は社内誌に「絶縁」と投稿、上司は弁当に忍ばせてあった娘さんの「パパ止めて」の手紙、それぞれがきっかけで禁煙した。私の禁煙は、買い置きが切れ、出かけたときに買えばいいと思ったが買わなかったことがきっかけだった。苦しくはなかった、禁煙は難しくない、私はそう思っている。

 喫煙しない私が言うのもどうかと思うことがある。防衛費増額に伴う税制改訂として、新規課税や増額について、「いつから、どれだけ」など細部は決めずに与党がまとめた。その説明に「タバコ1本3円値上げ」というのがある。タバコに1本売りが許されているのだろうか。ひと箱となぜ言わないのか、不安を抱かせないようにするあまりにも姑息な説明と思う。

 喫煙者にどのくらい吸うのか問えば「毎日20本吸います」とは言わず「ひと箱」と答えるだろう。目先をごまかす説明、「丁寧に説明」というのは歴代内閣の口癖になって1度も実行されたことはないと思う。詳細これから検討らしいが、防衛強化の必要性、ともなう装備内容を国民に納得させてから増税の議論をはじめ欲しい。

 (今日の575) 周辺に負けじと国は軍拡を
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イチゴが命

2022年12月16日 | 生活・ニュース
 
 クリスマスケーキだけではなかろうが、ケーキにイチゴは欠かせない品。さて、ケーキの中のイチゴはいつ食べるか。始めというのは若い人、現れたところで食べるのは年配層という。私はケーキをあまり好まないので思いつかない話だが、別のことで思い出した。それはあるパティシエのイチゴへの思い。

 何十年という昔になる。知り合いのイチゴ農家の人と我が家の炬燵で話していた。その年は、関西以西で知人の数張りのビニールハウス以外に収穫が見込めない、というくらいイチゴの大凶作の年だった。そのハウスはある企業の散水用設備の試験農場ですくすく育ち、そのおかげで例年以上の収穫ができた。

 さて本題。突然、神戸のケーキ店の店主が訪ねてきた。持っていた手持ちのカバンを開けて「これで売ってもらえるだけイチゴを分けて欲しい」と頭を下げたという。バックには大金が入っていた。気の毒だったが、農業が本職、地元との約束は崩せないと、真摯な姿勢に断腸の思いでお断りしたという。後で聞くと「有名なお店」と教えられ驚いたそうだ。

 たかがケーキの飾りに使うイチゴ、パティシエにすればそんな単純なものではないと知った。創作したケーキのためにこの地まで探しに走る、そこまで執着するのか、話を聞きながら思った。何事もこうまでしなければ成し遂げられないことがある。そのパティシエは知人と同年配というから、ご生存なら90歳に近い。

 (今日の575) パティシエはイチゴひとつに執着す
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詐欺犯人に騙されないで

2022年12月15日 | 生活・ニュース

 このところ寒さが毎時のニューストップになっている。生まれた時から穏やかな瀬戸内に住む私には、北国、雪国の雪にまつわる厳しい生活の態様は経験がない。生活だけではない寒さもそうだ。今朝の市内のアメダスの最低気温は午前6時前に0.6度では、北海道道南のマイナス15度に比べればもうしわけない気がする。

 寒い寒いと言っているが、登校する児童の半分くらいの男児は半ズボン、女児はスカートで登校、寒そうな格好は見せない。小学校の傍を通りかかったとき運動場から元気な児童の声が聞こえる。駆ける、飛ぶ、投げる、子どもは風の子の通り短い休み時間を楽しんでいる。元気な動きと声が寒空にのぼっていく。

 ポリスメールで防犯情報が入る。「本日は年金支給日!詐欺犯人に騙されないで!」のタイトル。「待ちに待った年金支給日、詐欺犯人グループにとっても受給者を騙すチャンスの日」と呼びかけ、続けて「悪い輩に臨時ボーナスを渡さないよう防犯対策をしっかり」とある。臨時ボーナスの呼びかけは初めて見にしたが、意味はよく通じる。

 手口の紹介の後に犯人の使うキーワードがある。旅行支援、円安による物価高、第8波、年末調整」など、もっともらしい言葉を並べ、手数料や保証料といった名目で現金を要求してくる。現金や貴重品の持ち歩きにも注意を呼び掛ける。知っている分かっている、など思わずに身の回りを確認したい。

 (今日の575) 詐欺犯にボーナスやるなとポリメール
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仏 花

2022年12月14日 | 生活・ニュース

 コロナ禍で、コロナ感染ではなく入院さしている人が例え父母でも夫や妻、子どもであっても病室での見舞いはできなかった。入院している人が親戚や知人であればなおさら硬い一線が引かれていた。葬儀は感染対策を施した中での家族葬で、棺の窓から見える顔に手を合わせるしかなかった。知人の逝去は、家族葬で済ませたという遅れての知らせで知るしかなかった。

 私も簡単な手術で入院したが、入院手続きまでのコロナに関する医療関係者の気の使い方に驚いた。病棟とは離れた部屋でPCR検査、結果が出るまでの待機時間、移動もできず椅子に座って待つだけ、コロナの感染阻止を思えば当然だったかもしれない。私の場合は結果オーライで済んだ。

 昨年、コロナではなかったが入院中に亡くなった親戚二人の家族葬に参列した。今年は3回忌、どちらも自宅で親族だけの集いだった。娘さんたちが中心で準備されたというが、祭壇や周りに供えられた仏花は八十路の概念を大きく超えた斬新なことに驚きながら、時代の移り変わりを知った。

 仏花は仏壇やお墓に供える花で、菊を中心にしたものを供えている。我が家の仏花は白、黄、紫、赤、ピンクなどが多い。回忌のつとめが終わり辞するとき「お花を」ということで大きな飾りをもらった。亡くなった人は豪華ではないが庶民的な花がいつも庭に咲いていたことを思い出し、娘さんらの心遣いに熱いものを感じた。

 (今日の575) 仏花にも世代交代教えられ
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清濁あわせのむ

2022年12月13日 | エッセイサロン
2022年12月13日 中国新聞セレクト「ひといき」掲載

 定年退職してから22回目の冬を迎えた。年賀状は、交換する枚数も少なくなったが、この正月に頂いたものを再整理して、来る年へ準備を進めた。すると「今年で終わりに・・・」と書かれた年賀状の中に、ある人からの1枚を見つけた。
 話は、四十数年前にさかのぼる。働き盛りの私は製造部門から人事課へ畑違いの異動をした。戸惑いを隠せないまま、課長から仕事の説明を受けた。
 その後、職場の向かいの席の大先輩から心積もりを教えられた。「これから担当する業務は時に、清濁あわせのむことも必要になるよ」
 私は何とも想像し難かった。「心を広くして善も悪も受け入れよ」と、謎かけをされたようだった。ただ、人事未経験の私がすぐ難問に直面することはなかろう、と高をくくっていた。
 だが、それは意外と早くやってきた。上司はまず「悪とは思わないが、勧めることではない」といわれた。初担当の私に具体的なことは言わず「考えてやれ」と命じるのみだった。私は上司と「報連相」を複数回行い、処理した。内容を知るのは私と上司、当該者だけである。
 私が退職してからも当該者は年賀所をくれた。「応接室での話で救われました」。ある年は手書きでその一言が添えられていた。私は、職場では彼が困るだろうと、応接室で話すようにしていた。
 振り返れば、それは定年までの試練の第1弾。その後、類似案件を処理する参考になった。退職後、彼とは会っていない。

 (今日の575) 口外を出来ないことも思い出す
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新しい家族

2022年12月12日 | 生活・ニュース

 家族が入れ替わった。三交代勤務をしている若い時から使っていた目覚まし時計が働けなくなった。半世紀以上も仕事に約束に遅れないようにセットした時間には眠りから呼び覚ましてくれていた。エネルギーの基は単3乾電池1本、これまでに何度か交換したがそのたびに、目覚めたように本来の役目を果たすべく動き始めた。

 最近、セットした時刻の動作を忘れたりさぼったりが始まった。エネルギーの低下かと思い補充したが、動作の回復には至らなかった。半世を超える時間、それこそ1秒も休むことなく働き続けたことを改めて思い、目覚ましとして十分に今日までを支えてくれたことに感謝しながら相棒に長い長い休みを出すことにした。

 新しく家族入りしたのは実にシンプルな外観、これは購入するとき店員さんに出した条件で、これはと選んでくれた品物。目覚まし音は電子音で次第に音量が大きくなる。これもエネルギーの基は単3乾電池1本、最新の時計のイメージではない。時間セットの針が短いのは短足の私に似ている。しかし、セット時間は正確にできる仕掛けが文字盤に工夫されており、さすがカシオと納得。

 暇を出した相棒は、何度か私の投稿に寄与してくれた。同好会仲間から「うまく擬人化している」と評価されたこともある。縁あって2代目相棒として家族となったからには、仕事として早起きの手伝いをしてもらう。そして、いつか投稿のお題にも登場してもらう。

 (今日の575) 電子音時間ですよと呼びかける
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