日々のことを徒然に

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公務員のボーナス支給日

2022年12月09日 | 社会 政治
 

 昼のニュースで今日は国・地方の公務員には賞与が支給されたという。本来は明日10日の支払いだが土曜日なので前払いされた。民間企業はコロナ禍の影響が薄れ増加傾向を受け、公務員も増額という。行動規制の緩んだ今夜はさぞにぎわう街の一角があるだろう。暖かい家庭料理が待っている家もあろう。働いた人のご苦労に感謝して欲しい。

 公務員のボーナス支給額には勤務状況評価による差があるのだろうか。県議会の本会議を傍聴した。ある議員が事例を説明しながら県としての対応を質した。担当部長が答えた。その内容は、対応すべき項目だけを読んで終わり、ではどうするかという具体的内容は無し。傍聴席では声が出せないからいくつもの苦笑とため息が漏れてきた。

 傍聴席を出るとき初対面の人が「あんな答弁で部長の給料をもらうのだろうが、県庁の部長職とはなんと楽なことよ」と話しかけられた。その表情はあきれるというか、情けないというか、議会への失望のように私には見えた。部下の作成した答弁書を読んだだけだろうが、部長が部長なら部下も同じなのだろうか。

 質問者の向こうには納税者である県民がいる。答弁は県民に届くようにすべきで傍聴者から笑われるようなことでは職責を全く果たしていない。納税者として職責を全うした人へのボーナス支給に異はない。しかし、満足な答弁もできない部長にも今日は高額なボーナスが支給された。昼のニュースをみながらやるせない思いがした。

 (今日の575) 振り込みで夫権消滅賞与かな
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