日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

氷上のチェス

2022年02月14日 | 生活・ニュース

 難解なドラマのナレーションや紹介で、「チェスのよう」という。カーリング競技は氷上のチェスと、実況でも紹介される。私はチェスのルールもゲームの難解度も全く知らない。しかし、カーリングで次に投げるストーンをどこに決めるか、これがチェスの駒をどこに置くかに似ているとは思う。将棋も碁も似ている感じだ。

 しかし、これらは盤上を人の手で動かす。カーリングはストーンを投げるのは人だが、後は氷上を滑って行くことを思えば、スウィーパー(履き手)の援助はあるが、盤上を動かすより困難に思うのは私だけだろうか。面白く見るためにすこしだけネットで予備知識をつけ楽しんでいる。

 ストーンが走り出しての掛け声「ヤップ」はブラシ履いて、「ウォー」は履かないで。ポジションは1番目に投げる選手はリード、2番目は「セカンド」、3番目は「サード」、4番目は「スキップ」でそれぞれが2投する。スウィーパー(掃き手)は1番目と2番目が担当、投げる時はサードが代行する。スキップはハウスから指示を出す。スキップが投げるときにはサードが指示を出す。

 ストーンは約20㌔で花崗岩、その滑る距離は40㍍。シューズやブラシにも工夫があるという。映像からは分からないがスキップ以外の選手が1試合でスウィープする距離は約2千メートルにもなるというから驚く。カーリングの発祥は15世紀にスコットランドではじまった氷上競技という。ストーンが髪の毛を「カール」するようにゆっくり回転することから「カーリング」と呼び名がついたそうだ。予選好調な日本メダルなるか。

 (今日の575) カールする石の滑りに神秘あり
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする