日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

鬼と人の関係

2022年02月03日 | 生活・ニュース

 今日は鬼の厄日。辞書で「鬼」を引くと何十という説明や解説が載っている。そのひとつ一つにそれなりに納得をすることを自分でも不思議で、面白いと思う。解説に載っているような鬼を見たことは無いが、演じたことはある。それは小学4年の時、学校創立80周年記念の文化祭で「泣いた赤鬼」の青鬼役、青鬼の面をつけ青の服を着て登場する。

 セリフは1回だけ。大声で「鬼だあ、鬼だあ、暴れん坊の青鬼だ~あ」と夕食時の村へ出て、赤鬼との打ち合わせ通り暴れる。赤鬼が登場、青鬼を懲らしめて追い払う。赤鬼は村人と楽しく過ごす。ふと、青鬼を思い出した赤鬼が訪ねると「遠くへ旅立ちます。いつまでも村人と仲良く」の置手紙に赤鬼が「青鬼く~ん」と叫んで幕。

 「鬼が住むか蛇が住むか」「鬼が出るか蛇が出るか」「鬼が出るか仏が出るか」、これらは人の心の底にどんな考えがあるか、前途にどんな恐ろしいころがあるか予想できない、前途の吉兆や運命がはかりにくいなど、人の気持ちを左右するときに使う。してみると人と鬼との縁は深そうだ。「来年のことを言うと鬼が笑う」、これはよく使う。出来もしないことを言うな、とからかうことだが、鬼はお見通しということだろうか。

 有名なところでは、子どもも知っている桃太郎の話しのように、鬼はいついかなる時も退治される。世の中には治世を乱す者がいる。ドラマなら必ず罰せられたり滅ぼされたりで幕となる。現実はそうではないことが多々ある。まず、政治の世界から嘘や隠し事をなくすことが世の鬼退治になる。

 (今日の575) 反省か鬼の上司の目が潤む
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