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日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

孫の手料理を心待ち

2022年01月15日 | エッセイサロン
2022年1月15日 中国新聞「広場」掲載

 関西の親元を離れ、首都圏に就職した孫娘は自炊を楽しんでいるという。料理が大好きで、赴任する前には「料理練習中」とスマートフォンに写真を送ってくれた。
 先日届いた別の写真には、数種類のおかずが写され「時間のあるときに作り置きしています」と書き添えてあった。そこには私か送った岩国産のレンコンやハクサイなどの野菜が使われていた。「うれしい、きれいにできて」と妻はしばらく眺めていた。
 今冬も、妻は切り干し大根を作った。孫は食べたことがないと言うので送る準備をしている。さらに「おばあちゃんのレシピを送って」と言うので煮しめ、サラダ、酢の物などのレシピも付ける予定だ。どんな料理の写真が届くだろうか。 
 新型コロナウイルス禍もあり5年も会っていない。「次に来た時は料理の腕を振るってほしい」と送信すると、「分かりました」という大きなスタンプが返ってきた。一日も早くその日が来るよう、楽しみに待っている。 

 (今日の575) 庶民的 煮しめの写真 ほっとする
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