日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

気まぐれ日和

2019年08月29日 | 自然 季節

 昨日夕方の「県内は夜半から雨に注意」の気象予報、北九州から伸びる線状降水帯は県内を西から東へ斜めに伸びるのを気にしながら床に就く。夜中、何度か降水帯の位置を確認する。市内北部をかすめるくらいの降水帯の位置はそれほど変わっていない。しかし、山陰地方の降水帯は切れ目なく赤や黄色の帯が続いている。

 朝刊を取りに5時過ぎ玄関を出る。薄い雨雲から小さな雨が落ちているが雨というほどの感じではない。大事に見舞われる事無く夜明になりほっとする。早朝のニュースでは北九州や県内北部の大雨被害の様子を映している。佐賀市は街の構造から排水がままならないことなど、今後の街作りの参考になることを知った。排水設計の雨量50㍉の街づくりは最低でも80㍉程度に引き上げを検討してして欲しい。

 雨がやみ所用で出かけた。段々と雲は薄れ鮮やかな色の青空になる。すぐに気温は上昇し始めた。車載温度計も久しぶりに30度を表示する。帰宅したら「岩国市に大雨」のお知らせがスマホに、この青空なのにと思い雨雲を確認するとすぐそこまで来ている。思う間もなく西方の空に黒い雲、強い雨が風とともにやってきた。経験から1時間も続くと道路冠水と思ったが20分ほどで雨は遠のいてくれた。

 その短い時間での降雨量は県防災資料では20㍉あまり、時間にすれば40から50㍉に位に当たる。雨言葉にある「白驟雨(はくしゅうう)の様で、雨脚白く降る白雨と雨粒が大きく強い雨の驟雨を合わせた言葉。断続的に烈しく降る秋の雨」に当たるのか遠ざかった後でそんなことを思った。何とも気まぐれな雨、なんとか心と秋の空を地で行くような日和だった。
コメント (2)
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