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統一地方選挙

2019年03月23日 | 社会 政治

 統一地方選挙について教科書ではこんな風に習う。地方公共団体の首長や議員の投票日を可能な範囲で全国的に統一して行う選挙で、4年ごとにめぐって来る4月に集中して行われる。開始は1947(昭和22)年というから70年以上の歴史になる。今年の統一選は19回目、都道府県議選を除くと統一という形は崩れているように思う。

 まずは知事選挙から始まった。と言っても大阪府知事が突然加わっても11道府県、統一の名が泣きそうだ。我が市では県議選が対象、市長選は来年初め、市議選は昨年秋に行われたばかりで2回目の市議会が先日終わった。年々、地方だけでなく国政選挙でも止まらない投票率低下が懸念され問題提起されるが、目に見えた解決策がないようだ。

 県議選は29日告示で始まる。県内では15選挙区のうちで無投票選挙区が複数と報道されているが、始まるまでは予想でしかない。立候補者が少ない、これは議員になりたい人が少ないというが、その中でこの人と思う人を選ぶ。今県議選挙から遅ればせながら選挙公報が発行され新聞折り込みされる。これまでのポスターでの候補の比較が手元でたやすく出来る。

 公報は発行されるがこれまでのポスターは継続され、各所で掲示版が貼られるのを待っている。掲示板は見えやすいところへの設置が望ましいと思いながら首を傾げた。道路から20㍍くらい奥まった個所に立てられた掲示板がある。ポスターの名前はおそらく判読できないだろう。道路沿いに設置出来るスペースはある。せっかくの設置だから見やすいとこに一考を願いたい。
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