日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

取説とにらめっこ

2016年11月01日 | 生活・ニュース

 たいそう懇意にしていただいた先輩が亡くなられた。写真をこよなく愛され、撮影行の遠出話、気に入った写真が撮れた時の苦労やその時の様子など幾度となく聞いていた。その人の奥様から「主人の使っていたカメラ、良かったら使って欲しいのですが、家族には引き継ぐ者はいない」といわれ、バッグに収められたカメラと交換レンズを手渡された。

 ブログやフェイスブックで拝見していた写真を撮られたカメラで、私の手には過ぎたる物だが、これまで以上に写真へ挑戦してみようと頂いた。メーカーは異なるが持っているカメラより後に発売されたもので、機能は所持品とはすぐれており、使いこなすにはかなり習熟しなければカメラが泣くだろう、そんな思いで手にしている。

 最近はパソコンやカメラなど購入すると、使いはじめまでの簡単な説明文はついているが、カメラの機能詳細ついて説明したりその活用方法などを記した「取扱い説明書(取説)」がディスク形式でついてくる。それを開いて調べる、理解するなどはめんどうくさくて仕方ない。が、わからなければこれまた仕方なく開くしかない。取説がなくなり製紙関係企業が困惑という記事、取説は上質紙が使われ頁数もあり記事に納得した事を思い出す。

 カメラを受け取る時にこの取説の有無が気になったのだが「取説が入っています」と聞き安堵した。いま、取説を開き、ああだろうこうだろうとカメラをあっち向けこっち向けしながら学習している。思いがけない便利な機能もあり、最初の被写体を何にしようか、楽しみながら取説の小さな文字を追っている。取説本の便利さを改めて痛感、ぜひ復活をお願いしたい。
コメント
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