日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

キャパシティー

2016年11月04日 | 生活・ニュース

 秋の空が高く見えるのは、夏に比べ空気が乾燥しているので青がくっきりと濃く遠くまで見通せる空だからという。日差しが弱く地上から舞い上がるちりが少ないことがクリアな空にみさせる。秋の雲は空気が乾燥しているから高いところで発生する。これも空を高く感じさせる一つにもなっている。

 こんな秋空も子どものころから比べると地球温暖化で変化していると関係する報告から想像する。今世紀後半、二酸化炭素など温室効果ガス排出を実質ゼロとする新たな国際ルール「パリ協定」が今日、発効した。残念ながら日本は出遅れていて、国会審議中で手続きが間に合わなかった。先進国の呼称が恥ずかしい。
 
 自然は、今世紀末まで漸減していくとはいえ温室効果ガスを受け入れることになる。18世紀後半からの産業革命以降続いた目に見えにくい大気への様々な物質の放出が下降に向かうことは歓迎である。量の多少を抜きに考えれば個人としても自然に負担を掛けている。これからの季節、暖房が必要になり1年で一番の負荷をかけることになる。自然界のキャパシティーはどのくらいあるのだろう。
 
 現役で化学プラント運転のころ「キャパシティーはどのくらい余裕がある、15%くらいある。キャパ一杯まで上げろ」、そんなやり取りはしょっちゅうしていた。生産管理では当然のことだが、いま思うと装置に無理をさせたのだろうと思い直す。年金生活になって16年、私のキャパという面では受容、能力、それらを受ける容量など何もかも低下している。少しでもそれのカバーになればとブログを続けて書くことを心がけている。時には難儀しながら。
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