日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

来季は力舞吼

2016年11月26日 | 地域

 25年ぶりにプロ野球セリーグを制した広島東洋カーク、それは「真赤激」とうキャッチフレーズで始まった。球場も地元紙もそして街中をも真赤にさせる戦いだった。優勝による経済効果は350億円近いという。大企業や大新聞社の所有球団でないことが地域の人の支援を得ているのだろう。勿論、選手一人ひとりの真摯な活躍がその裏にあることは言を待たない。

 そんなカープの来季キャッチフレーズとロゴマークが発表された。真赤激に変わって「力舞吼!- Kabuku-」、「力舞吼」は「かぶく」と読む。「カ」ープらしく「舞い」、「吼(ほ)」えながら戦うというメッセージが込められているという。ロゴには「カープ」の「カ」と「力(ちから)」という文字に上向きの矢印を掛け合わせ、セリーグを制した「今期の成績を超える意思」が示されているそうだ。

 今期を超える意思、とは日本一になることしかない。それを予感させるのは今年の戦績はもとより参考にするもう一つデータが出た。昨日発表された今季のセリーグベストナインに5名が広島の選手ということ。投手・野村、捕手・石原、一塁手・新井、外野手・鈴木、丸で、野村・石原・鈴木は初受賞になる。私的には石原の15年目での初受賞に拍手を送りたい。

 今回の受賞で規定投球回数と規定打席数に達しない日ハムの大谷選手だったが、10勝、22本塁打、165㌔、104安打、打率3割2分2厘が評価され投打のダブル受賞となった。投票規定変更で選ばれた。来季も日ハムと日本一を競うのだろ。「力舞吼 かぶく」は歌舞伎の語源で、奇抜さを意味するという。ダブル受賞を祝すためにもカープが勝つことしかない。
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