日々のことを徒然に

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お米の味

2016年11月03日 | 生活・ニュース

 開会中の臨時国会最重要法案の環太平洋経済連携協定(TPP)は国会決議が守られたか否かなど多くの疑問点を残しながら当初の審議時間が来たので採決というパターンはこれまでと変わらない。ここにきて問題が多いいから早急に採決を急がねばならない担当大臣の一人が思いを如実に表した強行採決に関する発言で議会がスットプしている。資質がないのか人選が問題か、農水大臣の辞職や更迭が多い。今回はどう決着するのだろう。

 そんな農水大臣所管のお米、今年の作柄は気候不順もあったが農家の努力で平年並みと発表された。さすがこの時期になるとスーパーの米コーナーも新米の大きな表示版は見かけなくなった。変わらないのは色鮮やかな包装袋に記された産地と品種が競い合っている。見比べては見るが購入は食べなれた地元産の米に落ち着く。

 ご飯が美味しい、炊き方と米の絡み合いだろう。その米をお店独自の品質基準を設けそれを食味評価値として点数化し包装袋に記されている。評価は食味値計と感応評価の2種、前者はタンパク質、水分、アミロース、後者は見た目、香り、旨み、かたさ、粘りという。評価点88以上は大変おいしい、83以上は美味しい、75以上はふつう、と評価をしている。価格との兼ね合いだが購入側の参考にはなる。

 ご飯には「ご飯マイスター」お米には「米マイスター」という認定試験があり、多くの人がより高いレベルを求めて活躍されているという。どちらも日本古の食文化、お米文化を未来へ引き継いでいく大きな目標がある。米の秘めている深い味を活かす工夫を双方のマイスターに期待しTPPの影響を跳ね返せる日本の米文化守って欲しいと期待する。
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