
桜の開花宣言や咲き始めた桜の映像が写され始めた。未曾有湯の地震の被災者の皆さんは見ることがかなわない風景ですが、季節は移り変わっている。
錦帯橋の下流にも絶好の花見どころがある。近年この見どころで宴を広げるグループなどが増えた。休日ともなると早朝から場所取りのブルーシートが敷かれる。隠れ見どころをすっかり返上した。
その桜の見どころを演出するのが菜の花。ここ数日、川沿いの土手400mほどに黄色の敷物を敷いたように咲き始め、一気に華やかさを増してきた。土手の上の道にも桜の木の裾模様のように咲きそろいっている。
菜の花が勢ぞろいすると間もなく桜も開き始めるのが通例。しかし、この数日の冷え込みのためか、大きく膨らんだつぼみはしっかりと閉じている。それでもつぼみの先が桜色のものもちらほら。
この菜の花、対岸からもいい被写体らしい。アマカメラマンの撮影ポイントでもあるのか、シーズンになるとブログなどでよく拝見する。今日は10人くらいの女性グループが焼き肉の臭いを菜の花にご馳走していた。
(写真:咲き遅れた水仙と競演する菜の花)