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日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

さくら号

2011年03月29日 | 生活・ニュース
           

九州新幹線の全通は大震災の翌日だった。開通セレモニーなどは見送られ地味なスタートになったいう。九州を離れたところに住んでいると運転されているの、と思うほど情報がない。

新聞社サービスの新時刻表を見ると「こだま」「ひかり」「のぞみ」の3つのなじみの列車名に「さくら」「みずほ」が1時間に1本の割合で行儀よく並んだ。開通前はその乗り心地のよさ、日本の美を追求した内装の素晴らしさなど幾度となく映像で見た。それは乗ってみたいとも思わせた。

久しぶり新幹線、といっても「こだま」だけ止まるローカル駅へ見送りに行った。下調べで、見送る「こだま」の停車時間中に「さくら」が通過する、ホームの端から写真に撮れれば、とホームの駅員に尋ねた。

叩いたり開いたりで調べておられる。その答えをもらわぬうちに「さくら」は通過した。それは一瞬、白っぽい列車が「行った」という間だった。まあ、見たことには違いない。

ホームに、編成車両数によって停車位置の変わる号数番号が色分けされて表示してある。明瞭で分かりやすい。たまに利用する人には役立つかもしれないだろう、そのくらいしか思いが及ばなかった。旅立つ若者を見送る仲間らしい一団の大きな声援が尾灯を追っていった。ここにも春のひと幕をみた。

(写真:新幹線ホームの到着列車の号数表示)
コメント
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