日々のことを徒然に

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身を守る

2011年03月16日 | 生活・ニュース
           

先日、本州最南端に咲く河津桜を見に行った。今年はタイミングよくいい咲き具合で、訪れた甲斐があった。小春日和ともあって愛でる人は多かった。

訪れたとき、メジロが何羽か飛びかっている。これは写真になる、すでにメジロを狙っている人も何人かあった。急いでカメラをセットし、さあ撮ろう、狙おうとしたときメジロはそばの茂みへ姿を消した。

見ればメジロより大型の鳥が姿をあらわした。それに気づいたのだろうメジロはさっと身を隠した。自然に備わり受け継がれた生き物の能力の不思議さを改めて思う。

メジロを追い払った小鳥も河津桜を楽しむのは短い時間だった。河津桜の上空にさらに大型の鳥が旋回をはじめた。メジロを追い払った鳥も同じように姿を消した。大きいもの、強いものから身を守るのは、その姿を隠すことだ。ゆっくり旋回する大型の鳥も餌を探し当てたのかほどなく見えなくなった。

目に見えず、においもない原発からの放射能。人の創りだした物に、創りだした側がおびえている。身を守るため住む家を離れている。月並みだが安全に早く終息させてほしい。

(写真:メジロを追い払ったのは中央の小鳥、それを追い払ったのは左下の鳥)
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