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日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

梅と道真公

2011年03月08日 | 生活・ニュース
           

菅原道真は藤原氏の権勢におされて九州の太宰府に左遷される。さびしい旅路を海路瀬戸内海にとった。その途中、菅原公は今の光市の戸仲に寄港し一夜を過ごされたという。この時、付近の住民は心のこもったもてなしをした。

すっかり感激された道真公は記念のしるしに冠をおいて旅立たれた。この冠をいただいたのが冠天神という。道真公の夢のお告げによってこの地に井戸を掘った。その井戸が夜光を発したことから光井の里の名がついた、という。

太宰府天満宮は勉学の神として名が知られている。3度訪れたことがある。2度目に訪れたときそのときゆかりの梅の木をみた。息子の入試と重なりお守りを求めた。にわか対策に道真公は苦笑されたのではなかろうか。

道真公が傷心の船旅をした穏やかな瀬戸内の海が、ここ光井にある冠山公園の頂から見える。ここは梅林としても名がしられており、全山が梅の香をはなっている。遠くは少し霞んでみえる。道真公と梅、この地にもゆかりがありそうだ。

(写真:梅越しに見える穏やかな瀬戸内の海)
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