

吉香公園内の紅葉谷公園にある吉川家の菩提寺洞泉寺の対面に2基の石象がた立っている。像の中央に次のような説明板が設けてある。
「この石像は、文人石といわれ朝鮮高麗王朝時代のもので豪族の墳墓の前に設置され守護像としての役割をなすものであり、韓国固有の伝統的文化財であるといわれております」と韓国語と併記されている。ほかの説明は見当たらない。
高麗は10世紀から14世紀にかけて存在した王朝。ここに立つ文人石はそのころに作られた石象だろうか。紅葉谷公園にどうして移されたのか思いがはせる。苔むしているが柔らかい顔立ちが印象に残る。どなたが手向けられたのか足元の対の生花が印象的だった。
(写真:紅葉谷公園に立つ文人石と説明、右の写真をクリックください)
<吉香公園には多くの石碑などがある。徒然に歩きながら自分流の目で眺めてみたい>