今日、県内の小中学校では入学式が行われた。小学校で1名だけの式が2校あったという。
古いアルバムを見ると小・中学時代の1クラスは50数名、小学校は1学年6クラス、中学校では7クラスだったと記憶している。自治会を通して回覧される学校便りを見ると、児童・生徒数ともこの半世紀余で半減しており、少子化を身近で実感する。
入学した児童・生徒等は人数に関係なく将来の自分つくりのスタートに立った。時代と環境が大きく変わった今、過っての体験が通用しにくい事は理解している。ただ、人として成長するには「真摯な態度」が必要だとアドバイスは出来る。もうひとつ、「しっかりした自分を持ち」「優しい気持ち」で何に対しても接して欲しい。
多くの学校で桜が植えられており春にはそれが咲く。それは桜のように、誰からも愛でられる人になって欲しい、そんな願いからと思い至った。桜は君たちの成長した姿を見に、次の春にやってくる。
(写真:でも、時には甲羅干ししながらゆっくりしよう、水面の桜の花びらが癒してくれる)
(押して下さい)