
雨に雪、霙(みぞれ)に霰(あられ)、啓蟄も過ぎたというのに寒に逆戻りしたかのようなちょっとした嵐。植えたばかりの花が湿った雪に押さえられてはいけないと、覆いをする。これでいい花を咲かせてくれるだろう、とそんな事を思いながら、出かける前の小作業をした。
病院の待合室は思いがけない朝方の寒さについての会話が多い。血圧を測りながら「今朝は出勤できないかと思いました」と看護師さん。山あいでは夜明け前から積雪があっとか。そういえば屋根に雪を載せた車に何台も出合った。
いつものようにウオーキングへ出かけようと天気を確認したら、かなり強い雨足だったのでもう一度、床についた。ここ数日に比べ少し冷え込む感じがした、それが雪に変わるシグナルだったのか。
霙は雪の日よりも温度は高めの感じがするのに、それよりも冷たい感じがする。どんよりとした重そうな空気がそう感じさせるのだろう。明日は晴れてほしい。朝から山間部での講座に出かける。
(写真:屋根にしがみつく霰)