日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

西岩国のメイン通り

2010年03月21日 | 町かど
               

JR西岩国駅、かっては岩国の玄関だった。駅前から通称・新小路を通り大明小路を行き着いたところが名勝:錦帯橋。およそ2キロの道のり。錦帯橋へ向かう花見見物の人で埋まったという通りだが、いまは見れない。

しかし、かっては繁栄した町並みらしく、いくものセメント作りの古い建物が残る。そこには大正時代の面影を感じる。西岩国駅もそのひとつ。続いてF歯科・Aテーラー・旧岩国税務署・岩国学校資料館・山口銀行錦帯橋支店・H写真館・F時計店などの名前が浮かぶ。

セメントつくりではないが饅頭屋・文房具屋・酒屋・食堂・菓子屋など古い看板と昔のままの店舗で営業していた店はほとんどが閉まったり改装され、残っているのはわずかになり、子どものころの記憶は一変した。

セメントの建物でも、テーラーも歯科も後を継ぐ人がいなかったようだ。昔税務署は外科病院から美術教室へと変遷している。こうした通りにも時代の波は押し寄せ、新しい様式の家が建ちはじめた。そんん中で寺院は改装こそされるが、外観はかわらないまま存在感を示している。

大明小路には白壁と古い門構えの残る家がある。そこを通り過ぎると錦帯橋の袂に着く。かってのメイン通りに残る建物を折々に紹介してみよう。

(写真:国登録有形文化財になっている旧岩国税務署)
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