
早朝ウオーク、冬場から梅雨明けまではこの時間帯を避けられる方がある。今年もようやく朝の出会いがフルメンバーになった。出会えば挨拶を交わす。少し頭を下げ「お早うございます」は自分流のしかた。
「お・は・よ・う・ご・ざ・い・ま・す」1語いや1字ごとの大股歩きの人、必ず「暑くなりそうですのう」などその日の天気予報が返る犬を連れた人、腰から上をかがめて「オハヨウゴザイマス」と早口で小走りのご夫人。「オッス」「おはようさん」といろいろ出合う。
「・・・・・・」に2人出合う。1人は若い女性。競歩の選手かと思う歩き方は真似できないがもの言わぬ真似はしたくない。真剣に歩くので挨拶できないのかもしれない。
もう1人は元小学校の先生だった女性。巾3㍍ほどの道ですれ違っても返事は無い。子どもたちにはどんな態度で交わってこられたのだろう、教わった子ども達を気の毒に思う。
「人のふり見て我がふりなおせ」という。他人のなすふるまいの良いところを活かしたい。人のふるまいで嫌なところを口にするようでは未だその先は遠いようだ。「おはようございます」が押付けになっているのかもしれない。
(写真:今朝歩きながら見たひつじの群れに似た雲)