日本三大祭のひとつ京都祇園祭は明日山鉾巡行のハイライトを迎える。平安時代前期、京で疫病が流行した際、当時の国の数にちなんだ66本の鉾を立て、災厄を取り除いたことが始まりという。
祇園祭は宵々々山(14日)から山鉾巡行に向けて盛上がっていくそうだ。そんな様子を孫は写メールで教えてくれる。今日は橋弁慶山のお手伝いですと、浴衣姿が届いた。
橋弁慶山のサイトを訪ねた。そこには「牛若丸(義経)と弁慶が五条大橋の上で戦う姿を表しており、数ある義経物語の中で謡曲『橋弁慶』を題材にしています」とある。
由緒ある行事のお手伝いに参加させてもらえる、参加してみる、そんな孫の成長が嬉しい。小さなお手伝いでもいい経験と思い出になろう。夏休み帰省したらひとつ聞く楽しみが増えた。
♪京の五条の橋の上 大の男の弁慶が 長い長刀振りかざし 牛若めがけて切りかかる
牛若丸は飛びのいて 持った扇を投げつけて こいこいこいと欄干の 上にあがって手をたたく
子どものころに歌った。なぜ京の歌を覚えているのだろうか。
息子夫婦からは1度見に来るように案内がある。大文字五山の送り火と合わせ見たいと思っているが重い腰はまだ上がっていない。
山口県より遅れていた中国地方4県の梅雨が明けた。瀬戸内海と空の色が同化したような爽やかな青色だが、暑い日差しは遠慮なく照りつけた。
(写真:海と空が同化したような風景)