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タイカ・ワイティティ監督『ジョジョ・ラビット』

2023年10月14日 19時50分27秒 | 映画
タイカ・ワイティティ監督『ジョジョ・ラビット』を見た。
しょうもないことを覚えていて、『ネコメンタリー』という作家とその飼い猫のドキュメンタリー番組がNHKでたまに放送されていて、脚本家の尾崎将也の回に、彼の奥さんが夫に『ジョジョ・ラビット』を見に行かないか誘っていた。それでこの映画を知った。尾崎将也夫妻は『ジョジョ・ラビット』を見ただろうか。
もうすこしおもしろい映画になりそうな気配はあったのに、そんなにおもしろくなかった。
ヒットラーが幻想で見えるくらいにナチスに心酔している少年が、自宅に匿われていたユダヤの少女と出会う話だった。
少年たちが戦場にいる風景に心痛む。
最後はダンスの雰囲気になるが、感動の中心がダンスというのが流行りなのだろうか。
『シェイプ・オブ・ウォーター』にもダンスのシーンがあった。
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ギレルモ・デル・トロ監督『シェイプ・オブ・ウォーター』

2023年10月13日 23時47分29秒 | 映画
ギレルモ・デル・トロ監督『シェイプ・オブ・ウォーター』を見た。
話題作で、まあ悪くもないんだけど……、良くもないかな。
『E.T.』を思い出した。
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『イン・ザ・プール』

2023年10月08日 10時39分38秒 | 英語
『イン・ザ・プール In the Pool (ラダーシリーズ Level 4)』(IBCパブリッシング )を図書館で借りて読んだ。
中毒のように水泳を毎日やって、精神科医といっしょに夜中のプールに忍び込もうとして失敗し、奥さんと再び仲良くなるという話だった。私にはおもしろさがわからなかった。
最初、精神科に行くところが現実で、精神科医といっしょにプールに行くのは夢だというオチの話なのかと思って読んでいたのだが、そうではなかったらしい。
奥田英朗という作家の本を読んだことはないが、今後読むこともないだろう。
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リドリー・スコット監督『オデッセイ』

2023年10月07日 23時26分11秒 | 映画
リドリー・スコット監督『オデッセイ』を見た。
邦題の「オデッセイ」とはどういう意味なのだろう。なぜ邦題に変なカタカナを持ってくるのか理解できない。ホンダの提供なのだろうか。すぐに忘れてしまうタイトルだ。本と同じで「火星の人」では駄目なのだろうか。
とてもおもしろい映画だった。最初の、マット・デイモンが自分の体を自分で手術するところからずっとドキドキ・わくわくの映画だった。
アメリカの、深刻な場面でもジョークで話す感じは学びたい。
マット・デイモンのことがひさびさに好きになった。彼は声がいい。吹き替えだけど。
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マーク・ロマネク監督『わたしを離さないで』

2023年10月07日 11時46分13秒 | 映画
マーク・ロマネク監督『わたしを離さないで』を見た。
ずいぶん昔に原作を読んだが、映画のほうがわかりやすくてすっきりとまとまっている印象を受けた。とても良い映画だった。
誰も描いたことのない感情をすくい取って表現する、カズオ・イシグロの小説をきちんと映像にできていた。これはあの感情に似ているか、でもちょっと違うかも、というようなことをカズオ・イシグロの小説を読むと感じる。
ずっと臓器提供のために成長してきた子どもたちがどんな感情を抱いて生きていくのか、それは誰にもわからないけれど、確かにこうだろう、そしてそれは私も感じることができる感情だ、とそのように思うことができる。
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日野原重明『生きかた上手 新訂版』

2023年10月06日 20時52分44秒 | 文学
日野原重明『生きかた上手 新訂版』(ハルメク)を図書館で借りて読んだ。
英語の勉強をしていてこの本の英語版を読もうとしたのだが、よくあることで日本語を英語にしたものは読みにくい印象で、最後まで読む気がしなかったのだが、わりといいことを書いてあるような気がして日本語で読んだ。
この人がご存命のときは、ただ長生きしただけの人の良さそうな印象のおじいさん、という感じで書いたものを読む気にもなれなかったが、読んでみるととてもいい本だった。
私も週一回くらいはボランティア活動をして人のために生きなければいけないかもしれないな、と本気で思った。生きているとたまにこういう、きちんと誠実に生きている人に出会い、ガツンと打ちのめされることがある。
朝と昼はほとんど食べずに生きているのもすごいなと思った。自分に必要な分だけ食べればいい。
見た目に似合わず、常識にとらわれない人なのだなと思った。
ただの常識的な、長生きしただけの、人の良さそうなおじいさん、かと思っていた。見た目に騙されてはいけない。

医療について書かれたものは、近藤誠に通じるものもある。
医療は完璧なものではないということを肝に銘じていなければならない。
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