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ジャン=ルイ・ド・ランビュール編『作家の仕事部屋』

2023年10月29日 00時36分36秒 | 文学
ジャン=ルイ・ド・ランビュール編『作家の仕事部屋』(中公文庫)を読んだ。
たくさんのフランスの作家のインタビューだが、実際に読んだことのある作家はあまりいない。知らない作家も多かった。
様々な書き方で、さまざまなルールで書いていた。村上春樹の書き方が正しいのかと思っていたが、ルールなんてないのだなと思った。
フランソワーズ・サガンの、「小説、それはどこに連れて行かれるかもわからぬままに、沢山の人々と一緒に出かける楽しみです」(273頁)というのがいい言葉だなと思った。
一人ひとりのインタビューが短いので、好きな作家の、じゃなくてもいいが話が面白い作家の、こういうインタビューを一冊まるごと読みたいと思った。
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