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泡坂妻夫『しあわせの書 迷探偵ヨギガンジーの心霊術』

2013年04月19日 21時43分49秒 | 文学
泡坂妻夫『しあわせの書 迷探偵ヨギガンジーの心霊術』(新潮文庫)を読んだ。
この本にはあっと驚く仕掛けがあると聞かされていたので、期待していたが、あっとは驚かなかった。まったく驚かなかった。ごくろうさまでした、といった感想。
もしかして、この本食べれるの? と思いながら読んだのだが、さすがにそんなことはなかった。食べられる本だったらそりゃ本当にたまげたと思う。
そもそもこの本を叙述トリックと呼んでよいのか疑問だけれど、一応ランキングには入れてみる。

1位 『殺戮にいたる病』(我孫子武丸)
2位 『葉桜の季節に君を想うということ』(歌野晶午)
3位 『仮面山荘殺人事件』(東野圭吾)
4位 『イニシエーション・ラブ』(乾くるみ)
5位 『しあわせの書 迷探偵ヨギガンジーの心霊術』(泡坂妻夫)

ある程度、読もうとしていた作家のものは読んだ。
あと、もともと計画していたものとしては道尾秀介の『向日葵の咲かない夏』くらいだけれど、そのほかに有名なミステリーである島田荘司の『占星術殺人事件』と森博嗣の『すベてがFになる』を読んでおこうと思う。
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