ダブログ宣言!

ひとりでするのがブログなら、
ふたりでするのがダブログ。

平野啓一郎『ドーン』、ドラマ「クロコーチ」

2013年10月13日 16時06分47秒 | 文学
平野啓一郎の『ドーン』(講談社文庫)を読んだ。
途中までマイクル・クライトンみたいで、非常におもしろかったのだが、アメリカ大統領選の話がわかりにくくて、だんだんと興味を失ってしまった。残念。
分人主義についての理屈が先にあり、それを説明するための小説のようなところもあり、そこもおもしろさを削いでいるように思った。
私には合わないようでした。

さて、テレビドラマが新しく始まる時期で、「リーガルハイ」と「クロコーチ」の第一話を見た。「安堂ロイド」は見ようか見まいか迷っている。
「クロコーチ」を見続けようと思っているので、「安堂ロイド」はもういいかなと思っている。「安堂ロイド」で興味があるのは「SPEC」と脚本家が同じであるというところだけだ。木村拓哉主演というところには興味が持てない。木村拓哉が出たドラマで見ていたのは「あすなろ白書」と「眠れる森」なので、彼は主役ではなく脇役のほうがいいのではないかと思っている。
「リーガルハイ」も「クロコーチ」も、善人が悪人を懲らしめる話、ではなくて、悪人が悪人を懲らしめる話で、同じような話を二つも見なくても良いかと思い、「クロコーチ」を見ようかと思っている。
とてもおもしろそう。
いい俳優がたくさん出ている。剛力彩芽も見る前に危惧していたほど嫌ではない。
3億円事件がテーマになっているが、いまのところ、年齢的に犯人になれそうなのは大地康雄くらいしかいなくて、こんなドラマに大地康雄が出てるのはおかしいから、やっぱり犯人は大地康雄なんじゃないかと思う。
コメント    この記事についてブログを書く
« 朝ドラ、ノーベル文学賞 | トップ | 江藤淳『考えるよろこび』 »

コメントを投稿

文学」カテゴリの最新記事