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内田康夫『不知火海』

2023年06月16日 20時03分36秒 | 文学
内田康夫『不知火海』(新潮文庫)を図書館で借りて読んだ。長崎特集の五作目。舞台は九州では熊本や福岡が中心だが長崎も少し出てくる。ハウステンボスとオランダ村に浅見光彦が取材に行く。
箱の中に入った頭蓋骨や夜中に男のところにやってくる女性に、村上春樹の影響を感じたが気のせいだろうか。
これもあまりおもしろくなかった。ハズレが多い。
内田康夫はあとになればなるほどおもしろくなくなってくるのではなかろうかと思っている。
ちなみにこれまで読んだなかでのおもしろかった順を言うと、

1位 『後鳥羽伝説殺人事件』(1983年)
2位 『長崎殺人事件』(1987年)
3位 『不知火海』(2000年)
4位 『棄霊島』(2006年)

となり、出版された順に並ぶ。
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