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松浦弥太郎『仕事のためのセンス入門』

2023年05月14日 20時36分43秒 | 文学
松浦弥太郎『仕事のためのセンス入門』(筑摩書房)を図書館で借りて読んだ。
続けて松浦弥太郎を読みすぎたせいか、まったくおもしろくない。『センス入門』がおもしろかったので同じようにおもしろいかと思ったら違った。
だいたい一つくらいは感心するところがあるのが今回はぜんぜんなかった。
ぜんぜんというのは大げさかもしれない。以下のように、そうだなと思う部分もあった。
《自分が身につけたいことは習慣にするしかない。/どんなに一生懸命取り組んでも、身につけるには相応の時間が必要です。》(55頁)

しかし全体の印象として、コロナ禍を経験して、余裕がなくなっているのかなと思った。
《僕や一緒に仕事をしている仲間たちは、今日のためのルーティンや作業をこなしながらも、さまざまな情報を探し出し、未来を予測しています。》(130頁)
そんなところで働きたくないなと思った。
街を出歩いたり人と遭って話をしたりできなかったせいか、話が具体的じゃないなとも感じた。
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松浦弥太郎『いつもの毎日。』

2023年05月14日 14時40分17秒 | 文学
松浦弥太郎『いつもの毎日。』(ベストセラーズ)を図書館で借りて読んだ。
「おみやげ」という文のなかで、
《僕が思うに、贈り物としていちばんいいのはお花です。》(143頁)
とあり、これは決定的に意見があわないなと思った。
お菓子じゃなくてお花を持ってくる人を想像できないし、持ってこられたら「誰か死にましたっけ?」と思うくらいに違和感がある。
住んでいる世界が違うなと思った。
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