頭木弘樹『絶望名言 文庫版』(飛鳥新社)を読んだ。
ラジオ番組を書籍にしたもの。
ラジオ番組は聴いたことはないが、頭木弘樹の本をいくつか読んだことがある。この本の単行本も一冊分は読んだことがあるが、二冊分を一冊にした文庫で前半は読んだことがなかった。
中島敦の話などは僕には身につまされる気がした。
頭木弘樹がところどころで病人としての自分の話をしていて、はっとするようなことがいくつもあった。
病気になると立派になることを期待される、とか、体に悪いことをして病気になった人がいてもその人を責めるのは酷だ、病気というのはそのくらい辛い、というようなことを語るが、ほんとうにこの人は病気の中を切に生きたのだなと感じさせる。
この本に登場した人の本を読むときは再読したい。
ラジオ番組を書籍にしたもの。
ラジオ番組は聴いたことはないが、頭木弘樹の本をいくつか読んだことがある。この本の単行本も一冊分は読んだことがあるが、二冊分を一冊にした文庫で前半は読んだことがなかった。
中島敦の話などは僕には身につまされる気がした。
頭木弘樹がところどころで病人としての自分の話をしていて、はっとするようなことがいくつもあった。
病気になると立派になることを期待される、とか、体に悪いことをして病気になった人がいてもその人を責めるのは酷だ、病気というのはそのくらい辛い、というようなことを語るが、ほんとうにこの人は病気の中を切に生きたのだなと感じさせる。
この本に登場した人の本を読むときは再読したい。