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大河ドラマと村上龍

2021年02月13日 21時43分58秒 | 文学
いま吉川英治の『新・平家物語』を読んでいるので来年のNHKの大河ドラマ『鎌倉殿の13人』は見ようと思っているのだが、今年の『青天を衝け』にはあまり興味を持っていなかった。しかし幕末の話も久しぶりに見てもいいかと思い番組宣伝の番組をいくつか見てみる。ものすごく興味を惹かれるわけでもないが最初は少し見てみようと思う。
『青天を衝け』は渋沢栄一が主人公で、岩波文庫が幸田露伴の『渋沢栄一伝』を出していて少し読んだが、知らない人間の話を読むには堅苦しい文体で僕には最後まで読む自信がなかった。読むなら城山三郎の『雄気堂々』(新潮文庫)にしたい。

なぜだか村上龍が読みたくなる。たまにある。
しかしいつの頃からか村上龍の本が手に入りにくくなっている。
『ラッフルズホテル』とかが読みたいのだが、品切れ。この状況はいつか変わるのだろうか。
『KYOKO』は手に入りそうなのでこちらでも読んでみようかと思っている。
どちらも入っている『村上龍自選小説集2』が新装版で出るか文庫になるかしないだろうか。『村上龍自選小説集』は僕が二十歳くらいのときに出たのだが、いい時代だったなあ。
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アリストテレス『ニコマコス倫理学(上)』

2021年02月13日 20時50分15秒 | 文学
アリストテレス『ニコマコス倫理学(上)』(光文社古典新訳文庫)を読んだ。
言っていることはそこまで難しいことを語っているわけではないように感じる。
超過と不足は悪いもので、中間が良いというようなことが様々な例で語られる。
意に反して行われた行為であれば不正ではなく、自発的に行われた行為であれば不正であるというようなことは、何が犯罪として認められるかというようなことを考えさせて興味深かった。
が、なんの議論に付き合わされているのかよく分からず、このままどこに行くのだろうかという気持ちで読んでいる。
フレデリック・ルノワールの影響で読んでいるが、この本のどこがすばらしいのかまだわからない。
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