![維新と敗戦: 学びなおし近代日本思想史](https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51hbDkQoTbL.jpg)
いろいろな思想家が登場し、それが数ページで語られる。一人を理解するのに三年くらいかかりそうな気がして、これはたいへんだと思う。あまりたくさん興味を持たないように、気になった人物だけを拾い読みする。
福沢諭吉はまとめて読みたいと考えている。
丸山眞男の『若き世代に寄す』を太宰治の『斜陽』と合わせて読むといいというのでいつか読みたい。
江藤淳についてのまとめは見事。江藤淳はこういう人だったのかと思い、興味を持つことができる。
そういえば柳田国男の『先祖の話』を読もうと思ったのに読んでいない。柳田国男はだいたいにおいて読めない。
吉本隆明の評価が高い。
三島由紀夫は『太陽と鉄』(中公文庫)の、特に「私の遍歴時代」を読むべきなのか。
網野善彦の『無縁・公界・楽』と『異形の王権』と『日本中世に何が起きたか』を読むべきなのだろう。三島由紀夫へ影響を与えたことも知らなかった。