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先崎彰容『維新と敗戦 学びなおし近代日本思想史』

2019年06月29日 23時18分07秒 | 文学
先崎彰容『維新と敗戦 学びなおし近代日本思想史』(晶文社)を図書館で借りたが、読んでいるといろいろな話があり、これは借りて読むものではないなと思う。しかし買うほどでもないように思うので適当に読んでしまう。ちょっときちんと読むには大変な本だ。
いろいろな思想家が登場し、それが数ページで語られる。一人を理解するのに三年くらいかかりそうな気がして、これはたいへんだと思う。あまりたくさん興味を持たないように、気になった人物だけを拾い読みする。

福沢諭吉はまとめて読みたいと考えている。

丸山眞男の『若き世代に寄す』を太宰治の『斜陽』と合わせて読むといいというのでいつか読みたい。

江藤淳についてのまとめは見事。江藤淳はこういう人だったのかと思い、興味を持つことができる。

そういえば柳田国男の『先祖の話』を読もうと思ったのに読んでいない。柳田国男はだいたいにおいて読めない。

吉本隆明の評価が高い。

三島由紀夫は『太陽と鉄』(中公文庫)の、特に「私の遍歴時代」を読むべきなのか。

網野善彦の『無縁・公界・楽』と『異形の王権』と『日本中世に何が起きたか』を読むべきなのだろう。三島由紀夫へ影響を与えたことも知らなかった。

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