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最近平野啓一郎の小説に興味があって

2019年06月30日 22時31分19秒 | 文学
最近平野啓一郎の小説に興味があって、『マチネの終わりに』が文庫になったので読もうかどうしようか迷っている。
そもそも興味を惹かれたのはいまのところの最新作である『ある男』のほうで、モームの『月と六ペンス』のような雰囲気の語りで話が始まり、このままモームっぽく話が続いたらいいなと考えていつか読むのを楽しみにしている。
かつて彼の『ドーン』を読んだときはマイクル・クライトンみたいと思ったのだが、いまはモームのようだった。
そのうち文庫になったら『ある男』は読むだろう。
そういえばこの前テレビの『ドキュメント72時間』で断食をする伊豆の施設の様子を見ていたのだが、そこで断食をする上品そうな女性が『ある男』を読んでいた。こういうひとが読むのだなと思った。僕も断食するときは平野啓一郎の小説を読みたい。

いまちょうど三島由紀夫にも興味を持っているので、彼の三島由紀夫論もいつ出るかと楽しみにしている。
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