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武田徹『日本ノンフィクション史 ルポルタージュからアカデミック・ジャーナリズムまで』

2017年04月23日 21時42分33秒 | 文学
武田徹『日本ノンフィクション史 ルポルタージュからアカデミック・ジャーナリズムまで』(中公新書)を図書館で借りて読む。
最近、沢木耕太郎を読んだりしてノンフィクションに興味があり、他にもおもしろいものがないかなと思い、読書案内のようなものを期待して読んでみた。
しかしちょっと期待したものと違っていて、大宅壮一の話が非常に詳しく書かれて、その他の人々については、沢木耕太郎の『テロルの決算』については詳しかったが、ほかには読みたくなるような作品の紹介はなかった(もう途中から流し読みにしてしまったが)。
立花隆も猪瀬直樹も開高健も坂口安吾も梯久美子も最相葉月も、ほとんどあるいは全く触れられなかった。
「これ読みたいな」というような本の紹介をして欲しかったと思います。期待と違いました。
「はじめに」の「石井光太論争」のような話をたくさん綴っていってもおもしろかったかもしれない。「はじめに」の時点では少し期待した。
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