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高見沢潤子『兄 小林秀雄との対話 人生について』

2017年01月09日 23時55分55秒 | 文学
高見沢潤子『兄 小林秀雄との対話 人生について』(講談社文芸文庫)を読んだ。
とてもおもしろかった。
同じ人間でも描く人によってずいぶん印象が違う。小林秀雄は兄としては良いお兄さんだったんだなと思った。
郡司勝義の『小林秀雄の思ひ出』などとは印象がかなり違う。

きちんと小林秀雄を読みたいと思わせる本だった。
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マーティン・セリグマン『オプティミストはなぜ成功するか』

2017年01月09日 23時42分39秒 | 文学
マーティン・セリグマン『オプティミストはなぜ成功するか』(講談社文庫)を古本屋で買っていて、それを少し前に読み終えた。
私はどちらかといえば楽観的なほうだと自分では思っていたのだが、この本に載っているテストをしてみると結構悲観的な人間と診断され、「ああそうか、悲観的な人間なのだ」と悲観していた。
悲観的では何も出来ないので、楽観的になることを身につけるべきだというのはなるほどその通りと思ったが、そう思ってこの本に書いてあることを実践できるような人は悲観的な人間ではあるまいと思った。
本を読むだけでは身に付かないだろう。
誰かがきちんと指導する必要があるのだろうと思った。

うつ病というのは考え方の習慣がそうさせるのであって、治るものだということがはっきりと書かれてある。
それはそうなんだろうなと思う。
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