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小津安二郎監督『彼岸花』

2016年01月05日 20時53分53秒 | 映画
年末年始は、妻の実家と僕の実家で過ごした。
妻の実家で紅白歌合戦は見た。いちばんおもしろかったのはAKB48で、2013年の紅白歌合戦でも僕はAKB48の大島優子の”卒業”発表がよかったと書いているので、紅白歌合戦はだんだんAKB48の独壇場となりつつあるのかもしれない。
今回は卒業発表ではなく、サプライズ復活だった。もう辞めた二人が登場し、今回最後の出演となる、誰だっけ? その誰か(高橋みなみ)を完全に食ってしまっていた。おもしろかった。

元旦の夜に自宅で、録画していた小津安二郎監督『彼岸花』を見た。
佐分利信がものわかりの悪い父親役で、といって今見ると「ものわかりの悪い父親」に見えるが当時はこれが普通なのかもしれない。娘(有馬稲子)の結婚に反対する。しかしよその家の娘の結婚問題にはいい加減な、ひとごとの対応をする。
見ていると佐分利信の友人の中村伸郎が好きになる。佐分利信の娘の仲人を頼まれて、佐分利信に、結婚式には出なくてもいい、結婚式は適当にやっとくよ、と言う。こういうひとがいると丸く収まる。
関西弁の、浪花千栄子と山本富士子の親子が楽しい。浪花千栄子が佐分利信の家に遊びにきてトイレに行くときに、急ぎながらも他人の家の箒を片付けるのがすごいと思った。彼女の性格がよく現れている。

二日に僕の実家に行き、泊まり、風邪をひく。
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