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マーク・トウェイン『ジム・スマイリーの跳び蛙』

2015年10月02日 21時47分43秒 | 文学
マーク・トウェイン『ジム・スマイリーの跳び蛙 マーク・トウェイン傑作選』(新潮文庫)を読んだ。
最初から最後まで興味を惹かれることなく終わった。こんなことは珍しい。短編集では何かしらおもしろかったりするものだが。
新潮文庫というのは、たぶんもっとも手に取られることの多い文庫で、マーク・トウェインの短編集ではいちばんみんなに読まれる本になるのではないかと思うが、ちょっと癖が強すぎるのではないか。それともマーク・トウェインとはこんな作家なのか。『トム・ソーヤーの冒険』と『ハックルベリイ・フィンの冒険』の長編二冊しか読んだことがないのでわからない。短編作家としてはこういう作家なのかもしれない。それこそ判断が出来ないのだが、別の短編集を読む気がもうしない。
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「ミュージックポートレイト」新シーズン

2015年10月02日 00時24分05秒 | テレビ
NHKの「ミュージックポートレイト」はとてもいい番組だと思っていて、これまでもよく見ていたのだが、新シーズンが始まったので見た。
初回はヒロミと前園真聖で、どちらにもあまり興味はないのだが、見ていると非常におもしろかった。
特に前園の選曲が、年代が近いせいだろうが、とてもよかった。
次回は二人が挫折を経験する話なのでさらに楽しみだ。世間から背を向けられる話というのは、なぜか非常に心惹かれる。

マーク・トウェインの短編集『ジム・スマイリーの跳び蛙』(新潮文庫)はちっともおもしろくない。どうしてこんなにおもしろくないのだろう。
モームの短編集『ジゴロとジゴレット』(新潮文庫)はとてもおもしろい。「征服されざる者」は衝撃的だった。フラナリー・オコナーの「善人はなかなかいない」を初めて読んだときのような衝撃だった。この短編集はモーム傑作選の名に相応しい。次の「キジバトのような声」などは、おもしろそうすぎて、なかなか読み続けられない。最初を読んだだけでおもしろそうで、もったいない気がする。
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