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金城一紀「恋のためらい」「ペイルライダー」(『映画篇』所収)

2015年10月21日 22時31分29秒 | 文学
金城一紀の『映画篇』の「恋のためらい/フランキーとジョニー もしくは トゥルー・ロマンス Frankie & Jonny or TRUE ROMANCE」と「ペイルライダー PALE RIDER」を読んだ。
『トゥルー・ロマンス』と『ペイルライダー』はずっと昔に見たことがある。特に『トゥルー・ロマンス』は好きで何度か見た(あんまり憶えていないけれど、エルビス・プレスリーが出てくることととデニス・ホッパーが痛めつけられる場面が印象的だった)。しかしどちらの映画もタイトルに使われて、小説には登場しなかった。
「恋のためらい/フランキーとジョニー もしくは トゥルー・ロマンス」は語り手が思っていることをなかなか語らないこと、「ペイルライダー」は復讐シーンが印象に残った。
この連作短編集を読みながらずっと、村上龍のことが思い浮かぶ。
村上龍にも映画を題材にした短編集があったし、話がどことなく村上龍を思い出させる。
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