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エミリー・ブロンテ『嵐が丘(上)』

2014年04月08日 23時24分47秒 | 文学
エミリー・ブロンテの『嵐が丘(上)』(岩波文庫)を読んだ。
女中が若い男性に長い長い、文庫二冊分の話を語るという設定は水村美苗の『本格小説』と同じで、それなりにおもしろいのだが、『本格小説』ほどは興味を惹かれていない。
『本格小説』の東太郎はそれなりに納得できる性格だったのだが、『嵐が丘』のヒースクリフはなんで怒っているのかよくわからない、泉谷しげるみたいなひとだな、という印象である。
イギリス人だからかもしれない。(泉谷しげるがイギリス人と言っているわけじゃなくて、ヒースクリフが。)
たしか以前読んだときにもヒースクリフの人物に納得できない感じが残ったように思う。
後半で納得がいくのだろうか。たのしみだ。

NHKの「ミュージックポートレイト」と「The Covers」は新しく始まった音楽番組で、録画して見ている。
「ミュージックポートレイト」は以前も見ていたがおもしろいと思う。
「The Covers」は歌手が昭和の歌謡曲を歌う番組で、とてもいい企画の番組だと思うのだが、カバーする曲が少ない。カバー曲を二曲歌って、二曲自分の歌を歌う。全部カバー曲にしろと思う。
カバーだけして自分の曲は歌わない、というほうがいいと思うのだが。
今後、平井堅と桜井和寿が出演することを期待する。
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